異業種参入で盛り上がる「加工食品」市場

大麦飲料食品メーカー

加工食品は何かと便利

疲れ果てて帰宅し、それからお風呂の準備、食事の用意、たまーに洗濯となると、あーという間に深夜を過ぎてしまうもの。

ので、極力時間短縮できるところものは、時間短縮して、少しでも睡眠時間を確保したい。

となってくるとしわ寄せが行くのが食事。いちから調理するとなるととてつもない時間がかかる。慣れていないとなるとなおのこと。ので、惣菜やらレンジでチンなどの加工食品には大変助けられています。

できたてに比べると味は劣りますが、時間短縮されているだからそこは我慢といった所。

で、その忙しいビジネスパーソンにとって朗報なのが、加工食品のバリエーションが増えているということ。

しかも食品メーカーではなく異業種からの参入というのだから、驚きです。

だけじゃないテイジンが食品分野参入

あのインパクト大のCMでおなじみの帝人が、食品分野に参入し、ヒットを飛ばしています。

それがスーパー大麦という原料。そもそもは海外のベンチャーが開発したもので、その会社と共同開発契約を結びました。ので、ほぼ帝人の独占状態といった感じです。

このスーパー大麦。スーパーだけに大麦に比べて食物繊維が2倍もあるとか。

この原料を使った味の素のスーパー大麦がゆ、ファミマのおにぎりがバカ売れ。原料確保のため、販売期間を限定するほどの人気を博しています。

大麦

続いて日本製紙も食品分野に参入

紙屋さんんで知られる日本製紙も食品分野に参入。木材パルプで作る極細の繊維、セルロースナノファイバーなる原料を提供しています。

この原料を小麦粉に混ぜると、例えば食パンの保水性が向上したり、コロッケなどは型崩れしないとか。

ただ気になるのが、元を辿れば木材なので、それを口にするのは勇気がいるかなと。

とにもかくにもこちらも新市場を開拓したとのことで成功を収めている模様です。

コロッケ

家電のアイリスオオヤマも

食品分野からかなりかけ離れている感じがするアイリスオオヤマ。変わり種の家電製品で最近、僕の中では話題のメーカーですが、この度チンするご飯の販売に踏み切りました。

もともと、米の銘柄別に水の量を調整してくれる炊飯器の販売していました。そのノウハウを活かして、チンするご飯を開発。

アイリスオオヤマならではの、「へぇ~」という部分もしっかりとあり、チンするご飯が炊き上がる際の水分量や火加減を調整しているこだわりっぷり。

ごはん

加工食品もこだわり

従来にはない発想で異業種参入が目立つ加工食品分野

科学的アプローチで、これからさらに参入企業が増えるような予感がします。

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