若者離れ。コロナショック。飲み屋はつらいよ

忘年会スルーとは・・・

2019年の暮に話題となった忘年会スルーというワード。

行きたくもない会社の飲みのお誘いを若者を中心に出席を拒むというもの。

理由は行きたくもない飲み会に自腹を切りたくない、上司の説教を聞くのはごめんというもの。

確かに、一理あるかなと同意できる点もあります。僕の場合、これまで上司からのお誘い飲み会は、ほぼ全額上司負担。時には説教もあったけど、飲みの席のなので、こちらも酔っ払っているのであまり覚えていない。

そんな奇跡的に恵まれていた僕が、自腹、説教を突きつけられてしまったら、適当な理由をつけてスルーするでしょう。

とは言え、飲み屋さんにとっては痛い話です。団体客の予約が先細っちゃいうわけですから。

追い打ちかけるコロナショック

最需要期の忘年会で痛手を被る格好となった飲み屋さんですが、さらに業界を苦しめているのが、コロナショックでしょう。

春先ともなれば、これまた新人歓迎会、入学祝い、新歓コンパなどなどこれまた需要が旺盛となる時期。

が、外出自主要請が発令したことで、この需要は蒸発。加えて通常営業も時間短縮などが求められさらに厳しさを増しています。

一時休業を余儀なくされた飲み屋も多数あるとのことで、この騒動が収束した際に、生き残っていられるのか、どこの飲み屋さんも不安でいっぱいでしょう。

頼りになるのは常連客か

で、頼りになるのが常連客。リピーターですね。繁忙期、通常期なく定期的に店に足を運んでくれるのはお店にとってはありがたい話。

いかにリピーターを増やすかが、肝とも言われます。時にはお通しのサービスをしたり、ビール一杯サービスなど、常連の上司を顔を立てるお店側の配慮は勉強になります。

今やコロナ騒ぎで、客数が急減する中でも、足繁くお店に足を運んでくれる常連さん。今回の騒ぎでさらに株を上げたことは間違いないでしょう。

飲み屋も黙っちゃいません

忘年会スルーの他の理由としては若者のお酒離れというのも挙げられます。

お酒が飲めない、弱いとなれば、テンション高めの酔っぱらいを相手にするのはさぞ苦痛でしょう。

てなわけで、そんな彼らの心の叫びを汲んだかどうかはわかりませんが、ノンアルコールをメインとした飲み屋が次々と開店しているそうです。

東京のsioというレストランでは、ノンアルコールカクテルを6-7種類も用意しているとか。

少数派だったノンルコールが、ある意味、主流派。これなら気兼ねなく注文できることでしょう。

食とからめて提案がこれからのトレンドか

ノンアルビールの先駆者とも言えるキリンビールでは、こんな市場変化を敏感に読み取り、飲み屋さんに「お肉に合う」、「インスタ映え」、「健康志向」など様々な切り口でノンアルを提案しています。

これまではどちらかと言うと、お酒を飲みたくても飲めない。我慢の象徴とも言えるノンアルが、それ自体を様々な切り口で楽しむというものに変容していることに驚かされました。

お酒の弱い僕にとっては大歓迎。特に食に合うノンアルには心をそそられます。行きつけの飲み屋さんも始めてくれないかなと思った次第です。