苦境の飲食業界の希望の光。回転ずし

居酒屋が惨敗の中、回転ずしは影響薄

コロナ禍で飲食業界がほぼほぼ壊滅状態。終わりの見えない戦いにお店を畳む所が続出。

大手チェーン店もご多分にもれず、居酒屋大手のワタミが7割減、ファミレスも3割減と状況は厳しく。かなりの数の店舗を閉鎖しています。

といった具合に苦しい状況が続く飲食業界にあって希望の星と言えるの業界。

くら寿司は6月の既存店売上が対前年超え。スシローが同2%減、元気寿司が同8%減と健闘。

といった具合に、他の飲食店に比べコロナの影響が少ない回転ずし業界。そこには他の飲食店にはない3つの強さの秘密があります。

強さの秘密1、客層がファミリー

居酒屋などの客層はビジネスマンが中心。が、このコロナ禍で在宅勤務を強いられ、お客は激減。売上に大きく貢献する宴会需要もほぼゼロとなってしまいました。

一方の回転ずしの場合の客層はファミリー中心。コロナ禍で家族での外食は控えられたものの、その影響は居酒屋のビジネスマンほどではなく影響は小さかった模様です。

強さの秘密2。テイクアウトが充実

ファミリー需要とくれば、ファミレスもそれに該当しますが、回転ずし業界との違いはテイクアウトの充実。

回転ずしの場合、外食を控えるファミリー需要をテイクアウトで回収することで落ち込みを抑えた格好となりました。

一方のファミレスは、コロナ禍でテイクアウトに力を入れ始めたものの、先を行く回転ずしには需要を取られている感じがします。

強さの秘密3。家庭での再現性がムズい

最後におうちごはんとして食卓で再現できるか否かという点。居酒屋メニュー、ファミレスメニューは、相当凝ったメニューでない限り、お家でも作れてしまいますが、寿司となると話は別。

こちらはやっぱりプロに任せた方が断然オイシイという判断が働くのでしょう。

加えて価格もリーズナブル。仮におうちで再現したとしても、回転ずしの数倍もの値段になるのは確実。

ので、安く上げて手間もかからないという点で回転ずしに足を運ぶのでしょう。

衛生管理が厳しさがコロナ禍で生きる

といった具合に居酒屋、ファミレスとの違いを見てきましたが、回転ずしには他にも優位性があります。しかもコロナ対策にうってつけのもの。

それが店員と一切接触しないで退店できてしまうというもの。

席選びからメニュー選び、お会計が全てタッチパネル方式。コロナ禍から導入が進められていたのも、他の飲食店に比べ、生ものを扱うということで衛生面の管理がかなり徹底されていたのです。

くら寿司では2025年までに全店導入を目指していましたが、それを2021年に前倒しするなど、非接触型店舗に力を入れ始めています。

こうして他の飲食店との差を広げる回転ずし業界。これまで取り上げた勝利の方程式を転用すれば苦境にあえずお店も復活の道が開けるかもしれませんね。