我が家に恩恵なし。電力割引

でんき家計簿エネルギー業界

主戦場で戦う東京電力

電力自由化元年となる2016年。今までは大手電力会社の独占でしたが、これからは電力会社を選べる時代がやってきます。

早速、東京ガスがCMを打ってますよね。「東京ガスでも電力販売していますよ」的な内容で。

資源エネルギー庁によれば、電力販売に登録した会社は119社。商社、鉄道、住宅、飲食など多岐にわたります。

その多くが首都圏ということになれば、現王者の東京電力もウカウカとしていられないでしょう。

で、最近、新料金を発表しました。

種類も豊富にだけど・・・

電気使用量とライフスタイルに応じて、4つのプランが設定されています。

で、最大のライバルと目される東京ガスを引き合いに、「ウチは東京ガスさんより1万850円も安いですよ」と紹介されたのが、プレミアムプラン以下3つのプラン。

東電,料金プラン

毎月1,200円も割引かれ、家計にとっては物凄く助かる~。はずですが、コレ、浮世離れしすぎだろうとも囁かれています。というのも、この比較、月700キロワット使用する世帯がベースになっているからです。平均的な使用量が400キロワットを考えるとあまりにも差がありすぎます。

となると、新料金プランの魅力、「どんだけ安くなるんだい」という点が全くない。

我が家に照らして考えると・・・

東京電力が提供しているでんき家計簿で、我が家の電力使用料を見てみました。

同じような環境で住まいと比較したグラフになりますが、使用量は129キロワット。今回の新料金プランで全く恩恵を受けられないのが一目瞭然。

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ただ嬉しかったことも。省エネで頑張る家庭よりも電気使用量が少ないこと。さらに省エネ頑張ってやろうという気持ちになりました。

それはさておき、今回の電気代新料金プランですが、この特典を享受できる家庭は限られるのかなというのが正直な感想です。

ポイント制はありだと思いますが・・・

新料金プランの割引をキャッシュにするかポイントにするかで、ポイントはいかがなものかという論調に目にしますが、個人的には使用用途に幅を持たせられるポイント制は賛成。

Tポイントであれば、コンビニやガソリンスタンド、ツタヤで使い回せますし。使用先がなければ電気使用量に回せばいいことですし・・・

ひとつ贅沢を言わせて貰えればポイント同士の交換ができればもっと良い。TポイントをDポイントに交換できるようになるとなおのこといんだけど・・・

まとめ

そう簡単には電気料金本体を割り引くのは難しい。なので共同戦線を貼って、その中で特典を享受していただく。となると共同戦線の規模を大きくした所が勝者になっていく気がしました。

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