憧れの湾岸エリアに異変
都心から何気に近くて、絶景が望めるエリアとして人気の高い湾岸エリア
一般サラリーマンでは到底手は届かないけど、世の中にはお金を持っている人は相当数いるようで募集をかければ定員の数倍も集まる。
五輪前で値は張るといのに・・・。泣く泣く憧れの湾岸エリアを諦めた人もきっと多いはず。
が、ここに来て、無敵の湾岸エリアにも異変が。何と不動産価格が下落方向に向かっているとのこと。
勝どきショック
湾岸エリアの一つとして人気の勝どきエリアが、何と約25%近く値を下げているとのこと。
湾岸エリアの平均価格が6500万円から考えるに25%近く値を下げるとなると、金額ベースでは2,000万円近く下落したことになります。
これを業界の方に言わせれば、10㎡=1000万円を割り込むということに等しく、業界関係ではお大きく注目されているのです。
五輪も始まっていないのに、下がるの早すぎじゃねぇって。
だって政府の肝いりだもの
この下落の主要因は、五輪の時に選手村として使用する物件を五輪後にマンションとして活用する物件が半端ない破壊力の金額で売りに出されているから
その名もHARUMI FLAG
19年に第一期が販売され、倍率は約2.5倍の相変わらずの人気の高さ
が、この人気が訳合って、相場よりもかなり安く提供されている可能性があります。
これが勝どきショックの主要因とさえ言われているのです。
というのも、五輪後の施設利用は政府にとっても重要課題の一つ。
売れ残りでもしようものなら、国民が黙っちゃいない。
そんな声を避けるためにも、かなりお値打ち価格を提示したのだと思います。
この後に第二期の応募を控えており、さらに不動産価格が下がる可能性があります。
印象を悪くした台風の1件
昨年の台風の影響で陸の孤島と化した武蔵小杉のマンション事件。マスコミでも大きく取り上げられていました。
タワマンへの憧れがこの1件でしぼんだ人も多いはず。
まだ不動産価格への影響は見られないものの、今後影響してくる可能性は大いに考えられることでしょう。
どうなる不動産市況
2019年の不動産市況を上昇エリアと下落エリアで見ると、ほぼ60:40と上昇エリアが下落エリアを上回っています。
が、五輪後はこれが50:50となり、下落エリアが増えると予想されています。
が、五輪前から市況悪化が一部に見られ中の人達はさぞ戦々恐々といった感じでしょう。
これで憧れの湾岸エリアも一般サラリーマンでも手の届く価格帯になることを切に願うばかりです。