消費増税で住宅市場壊滅
株価2万円突破で景気に少なからず光がさした感じがするけれど、まだまだ財布の紐は硬いまま。特に高額商品の住宅となるとその傾向はさらに強まる。消費増税の影響もあって住宅産業は今なお苦しい状況が続く
減益見込みのLIXIL
トステム、イナックスが統合して設立された住宅設備大手のLIXILも住宅不況の影響を受けた1社。2015年3月期の営業利益は3期ぶりの減益。2012年から右肩上がりで推移していたけれど、消費増税には勝てずといったところ。
調子が悪いので組織をいじったLIXIL
この業績不振を受けて、2015年より4事業部に再編。「水回り」、『住宅」、「ビル建材」、「キッチン」となり、トップには外部人材を起用。
落下かさで降り立つ鬼軍曹を相手に、中の人は大変そう。降り立つ鬼軍曹も同様。仲間のいない部隊に降り立ち、孤立無援状態になるかが心配。
海外事業を加速
人口減と市場が縮小する中、就任当初から海外売上比率アップを掲げていた社長でしたが、結果的には国内市場の不況に足を引っ張られてたような感じ。
積極的な買収を推し進めたけれど、結果が出てくるのはまだまだ先。
四天王次第か
事業部の長にかかる負担は相当なもの。国内だけではなく海外マーケットも含めて事業を推進していくのだから。
四天王と恐れられる日がくるのか、はたまた名前倒れになってしまうのか、LIXLIの将来はこの四天王にかかっているに違いない