とは言え、Amazon。出品者の声

物流IT業界

注文して3週間近く経ちますけど・・・

翌日納品が当たり前のAmazonなのに、コロナ禍もあってか注文してから早3週間近く経とうとしています。

その理由は恐らくAmazonの物流センターへの納入をストップしていることが考えられます。

米国では、ロックダウン中に緊急性を要する医療用系商品を充実させるべく、通常よりも、より広いスペースをこれらの商品に与えました。

ということもあってか、医療用商品以外となると置き場がない。ので、出荷は当面止めてくださいとなった。

物流拠点のキャパの問題ということであれば出荷ストップは納得行きます。

にしても、そろそろ僕が注文したプリンターが届かないかなと一日千秋の思いで待っています。

数量はAmazonが決めるって・・・

米国ではようやく、出荷停止が解かれました。商品納入者も注文がたまる一方で、早く商品を届けたい。

この朗報にほっと胸をなでおろしたとことでしょう。

が、この解除が条件付きで、納品数はAmazonが決めるというもの。

それも過去の注文をベースにしたもの。これには出品者側も困った様子で、過去データでは今の需要が反映されないと不満を口にしています。

例えば、ある調理器具メーカーは、コロナ禍でまな板の注文が激増しました。通常期は1日20-30枚だったのが、その10倍の注文が入っているとか。

となると、Amazonからは「まな板10枚納品してください。」となるわけで、注文した人の手には、さらに時間がかってしまう。

Amazonから最注文が入るのを待つか、はたまた他のECサイトを使うか苦渋の決断を責められています。

物流

他のECサイトに鞍替えしたいけど・・・。

恐らくおとなしく再注文を待つということになってくるでしょう。

理由はコスト面で圧倒的にAmazonの方が優れているから。

Amazonは出品者に対し、商品の保管、包装、配送をワンパッケージで提供しており、他のECサイトではここまで充実した機能を提供していても、コストを比較するとAmazonの方が安い。

仮に自社で配送した所でも、これまたAmazonの安さには及ばないというわけです。

出品者を守る努力はしています。Amazon

このような出品者からの声も当然、Amazonには届いていることでしょう。

が、Amazonは一部の手数料を免除したり、ローン返済の猶予などで、出品者を守る努力を行っています。

今回の記事に触れ、あらためてAmazonの強さの理由がわかったのと楽天が物流に力入れる理由がほんの少しわかりました。

にしても、純国産の楽天に頑張ってもらいたいと思った次第です。

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