通信のBCP対策。新たな需要掘り起こしとなるか

スマホ,カメラIT業界

KDDIの被害の影響が自分にも

ニュースで知ったKDDIの通信障害。確か土日で起きていたかと思いますが、KDDIじゃない僕は他人事のように捉えていましたが、明けて月曜日になるとその被害は自分にも

会社で支給された携帯はKDDI回線。日曜日にはほぼ復旧なんてテレビで言っていたのに全く使えない状態。相手先からも携帯が繋がらないんだけど、どうして?とメールが来るし、あれには参りました。

幸いWIFIはKDDIではなかったため、メールは使え事なきを得ましたが、ネットも使えない会社であれば、ほぼ仕事にならなかったでしょう。

そう考えると、いかにネットが仕事に必要不可欠なツールであるかということを改めて認識しました。

悪いことは続くようで・・・。マイクロソフトもやらかしていたとは

KDDIの通信障害から日があまり立たない内に、今度マイクロソフトでTeamsのトラブルが発生。接続できない、しにくいという事象が起き、かなりの企業で被害を被ったようです。

Zoomをメインに使っている僕はあまり影響はありませんでしたが、Teams一択の企業ではメールや電話で代替えしたようで、対応が大変だったようです。

BCP対策は停電対応だけじゃないかも

震災後に、注目が集まるBCP対策。自然災害などで事業継続が困難にならないよう、事前に対策をこうじていきましょうというもの。

停電対策用に発電機や蓄電池を導入するというのがポピュラーですが、通信においても今後、スペアの回線を用意していく動きが今後活発化されていくでしょう。

月平均約8倍の契約。ものすごい瞬間風速

KDDI障害直後に、インターネットイニシアチブでは、デュアル回線の申込みが激増。通常時の約8倍の契約があったそうです。

機を見るに敏な人がそこまで多いのか驚かされましたが、やはり陸の孤島状態だけは避けたいという人がかなりいるのでしょう。

インターネットイニシアチブではメイン回線とサブ回線でキャリアが異なるサービスを提供しているようで、サブ回線(ドコモ回線)は月440円。保険料と見せば、そんなに高くはないかなと。

通信事業者へのお願い

一昔前までは、ネットも固定もスマホも全てまるごとご提供というのが、コストも抑えられ人気でしたが、今回のKDDIのように通信障害が起きた場合、全滅の憂き目に合う可能性もあります。

ので、今検討中の通信事業者同士で回線を融通し合うローミングというサービスを早期に実現して欲しい。

今回の騒動でKDDIの返金額は億超えみたいだし、加えて社会的信用も失墜し、ダメージは相当なもの。そう考えると、協力したほうがお互い被害を最小限に抑えられると思うのですが・・・。

タイトルとURLをコピーしました