国内データ設置が肝
Google、Amazon、セールスフォースなどクラウドサービスで先行していたけど、この度、マイクロソフトが満を持して本格参戦。
この満を持してというのが国内2箇所にデータセンターを設置した点。他社が海外にそれを持っているかあるいは国内1箇所が多い中で、2箇所というのは大きなアドバンテージみたい。
国内にデータセンターが欲しい
金融、官公庁、医療、自治体などの業界ではデータは国内に置いておきたいという声が強い。海外に置いておくと、自然災害やら人為的被害、加えてセキュリティなどなど、色々と不安がつきまとうものなんでしょう・・・。
クラウド需要の実態
サラリーマンの必須アイテム、オフィスをローカルではなくクラウド上のものを使ってこそ、クラウドの普及が本物になった言える。で、日経225銘柄企業の7割がオフィス365(クラウド)を使っているようで、かなり普及が進んでいる模様。データ置き場から一歩進んで使い方に進化しているみたい。
後発ながら躍進なるか
マイクロソフトの強みって、OSとオフィスが多くの企業で利用されている点。これはGoogle、Amazonでは適わない。この強みを持ってすれば、クラウド化への移行も意外とスムーズに進むと予想される。しかも安心の国内データ設置だし・・・。
個人的にはAWSを脅かす存在になってくれると嬉しい。だってAmazon一人勝ちの状況は市場環境からしてよろしくないと思うので・・・。
日経ビジネス NO.1772