Web2.0は今や昔。Web3が今後広がるかも

ブロックチェーンIT業界

流行りに流行った◯◯2.0

今から10年近く前に流行ったWeb2.0という言葉。個人が自由に意見などを発言できるということで、これまでの一方通行のWebとの関わり方が、劇的に変わったということで、このように表現されました。

SNSで個人が動画や写真、コメントを発信し、Webを自己表現の場と化しています。

このWeb2.0という言葉にあやかり、〇〇2.0という言葉も当時は大流行したのを記憶しています。

元々は日本発の技術?

で、さらにWebの世界は進化を続け、今後注目されるのがWeb3というもの。

これまではプラットフォーマーを頂点としてた中央集権的な仕組だったのが、分散型管理に変わっていくというもの。

ブロックチェーンという技術が、Web3の肝となる技術となりますが、そもそもは日本技術者がこの仕組を作ったとも言われています。

社会問題にもなったWinnyですが、技術的には優れているということで、その後社会的に良きことに発展していき、Web3として花開いたとも言えます。

クラウドファンディグとはちょいと違うDAO

Web3の中で、注目を集めているのがDAOという仕組みです。

トークンという参加券を購入することで、組織の一員になれるというもので、あるウィスキーメーカーは1ヶ月で約300人がトークンを購入し、約1500万円を集めました。

クラウドファンディグにも似ている感じはしますが、こちらはあるプロジェクトが終われば終了と一過性のものに終わりますが、DAOの場合は、次から次へと計画が広げやすく永続的な運用しやすい。

簡単にお金のやりとりができちゃうDAO

気になるお金のやりとりですが、こちらは銀行などの金融機関に頼らずにできちゃうというのが肝。

スマートコントラクトで瞬時に自由取引ができちゃいます。これによりDAOを手軽に立ち上げることができるようになりました。

NPOとの違い

社会的意義が高い活動が中心のNPOは、共感した人の集まりという点ではDAOと似ている所はありますが、利益目的ではないということもあり収益性に乏しい。

と考えると、DAOという組織形態はクラウドファンディグとNPOの良い所取りとも言えます。

新たな資金調達、DAO

株式会社の場合は、株を多く持っている人に富が集中しがちですが、DAOはトークンを持つ全ての人に富が分配され、ある意味公平とも言えます。

しかも積極的に経営に参画できる。共に事業の成長を体験できるという点は、株式にはない魅力だと思われます。

副業としても活かせるのでは

いくつものDAOという組織に参加することができれば、良き社会勉強にもなりますい、自身の仕事にも還元できると思います。

複数のDAOを掛け持ちする人も、この先増えてくるかもしれませんね。

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