混合治療ってそもそも何?
公的保険が使える治療と全額自己負担の保険の利かない治療をミックスすること。これが現行ではできない仕組みとなっていて、日本医師会が猛反発しているそうです。
解禁しちゃうと困ること
反対するにも理由があるようで、混合治療が解禁されると、高度な医療を施せる病院はより多くの患者を獲得できる一方で、技術や設備で劣る街医者なんぞは、経営が厳しくなるとのこと。
現行制度とさして変化なし
けど実際は、既に混合治療と似たような制度がある。それが「保険外療養制度」。利用できる病院が限定されていたり、将来的には全額自己負担を将来的には公的保険でまかなうなど、その内容も「混合治療」とさして変わらない。
阿部さんのポーズ?
仕組みは一緒でも、「混合治療」解禁ともなれば、岩盤規制をぶち破ったということで、国民に対しての受けもいい。阿部さんはそこを狙ったと思えてならない。
まとめ
法人税減税、農業改革、雇用対策など新たな試みがてんこ盛りの成長戦略。国民、経済界がどう評価されるのかな。阿部さんの支持率がだだ滑りにならなければいいけど・・・。
日経ビジネスNO.1746より