品揃えがエグいぜ
ドラッグストアをまれに利用しますが、お薬はもちろんですが、お菓子類がスーパーやコンビニと毛色が異なり好きです。
大手お菓子メーカーというよりかは中小のお菓子メーカーなのか、あまり名前の聞いたことはありませんが、とにかく安くて量が多い。コストパフォーマンスに優れています。
特におせんべいやお酒のつまみ類は優れているのではないでしょうか。
市場規模ではコンビニ
といった具合に、本業のお薬の他に、食品やお酒などの取扱が目立ち、スーパーやコンビニとの垣根もない今のドラッグストア
ドラッグストアの店舗数が全国で約18000店。ほぼセブンイレブンと同じ規模ですね。んで、市場規模は3兆円。これが凄い数字なのかいなか判断が難しいですが、コンビニが約10兆円と考えると、まだまだ伸びしろはあるし、凄い!という所までは至っていないのかもしれません。
飽和状態のドラッグストア
伸びしろはあるかと思うのですが、現実はかなり厳しいようで店舗数は2010店度比で18%も増加しているのに、1店舗当たりの売上高は逆に減少しています。
飽和状態にあるとの声もあり、この先いかに売上を挙げていくかが各社の課題となっています。
売上高アップにお弁当
そもそもは利益率の高いお薬と安売りの日用品で客良さスタイルですがそれが行き詰まり・・・。で、行き着いた先がお弁当・お惣菜分野への進出です。例えばイオングループのウェルシアの一部店舗ではお弁当を扱い始めたとか。調達先は同じイオングループのオリジン弁当。黒字化を見えてきたということで販売は順調。これに気を良くしたのか、北海道の独立系コンビニ、セコマからも調達するなど、調達先を増やし、本腰を入れていく印象を受けます。
将来的にはドラッグストアオリジナルお弁当・お惣菜の商品開発も進むでしょうね。
キーワードは健康。風邪の時に食べるといい栄養価の高いお弁当。夏バテに持って来いの◯◯弁当とか、効能をうたったお弁当開発が容易に想像がつきます。
一部店舗では24時間営業を開始するなど、ちょいと時代に逆行する動きにも見えますが、そうでもしないとこの先生き残りが難しいのでしょう。
反撃なるかコンビニ
という訳で、追われる立場となったコンビニですが、座して待つわけでもなく、ローソンはクオール薬局と提携して医薬品の取扱を充実させるなど、ドラッグストアと真っ向勝負をしかける感じがします。
そのウチ、コンビニ、ドラッグストアというジャンル分けさえ無意味になっていくような感じがします。
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