あの強さは逆張りの発想から。ニトリ

お値段以上、

デフレの勝ち組みとして、盛んにメディアに取り上げられていたニトリ

アベノミクスが炸裂し、ややデフレ脱局してからは、トントとメディアの露出は少なくなった印象ですが、ここに来てCMをよく目にする機会も増え、デフレをいち早くに察している感じさえ持ちます。

そんなニトリの強さの源泉を紹介したいと思います。

好景気では出店を抑制

景気がよくなれば誰しも浮かれて出店を急ぐ。商品がバカ売れすれば増産体制に入る。

が、時として、その強気の攻めが仇となることもあります。

ニトリの場合は、他社が出店を急いでいる時は、あえて出店ペースを1/3から1/2に抑制。

理由は、好景気は建設資材やら人件費が高いから。逆に不況期は、優良物件が安く市場に出回るケースが多い。そのタイミングを見計らって出店をしています。

クルマで例えれば新車当時は、購入が集中してなかなか値引きもしてくれない。

出店

が、1年も立てば販売台数は発売当初に比べるとガタ落ち。次年度のモデル発売前なら、在庫をさばく必要から、値引きもかなり頑張ってもらえる。

こうして、人気車種を割安で手に入れることができる。

人材も不況期こそ良質

人事採用も一緒。好景気の場合、採用を増やすのはどの企業も一緒。

そこをあえてニトリの場合はスルー。

不景気で、優秀な人材が転職市場にあぶれでしたのを機に、一気に採用を厚くする。

こうすることで、優秀な人材確保に繋がるとか。

将来の幹部候補生もこの手法で採用されていたということで、強さの源泉を垣間見ました。

就職

出店も他社とは異なる手法

人口が多く市場規模の大きい都市部でまずシェアを獲得しよう。これが一般的な出店戦略ですが、ニトリの場合は、これまた他社とは異なります。

郊外の方がマイホームを持つ世帯が多い。なので、都市部よりも郊外出店を加速させていきました。

住宅商材という側面もありますが、これが成功に繋がり、基礎を固めた上で、銀座への出店へと拡大していった訳です。

ポッと出の家具・インテリアチェーンでしたら、まず厳しい都市部出店ですが、郊外の成功でニトリの知名度も幅広く知られている所

なので、銀座店もさぞ繁盛していることでしょう。

デフレ予見か?

で、2016年、新ブランドデイバリューを立ち上げ。

こちら今の世の中の流れで言えば、高価格帯のブランドかとおもいきや、低価格品を取り揃えたブランドとのこと。

これまた世の流れとは逆行した流れとも言えます。

逆張り

まぁ、これも勝算あっての立ち上げだと思います。

となると、デフレがもうそこまで来ていると踏んでいるのか・・・・。ちょっと怖い気がしました。