週に一人か二人の惨状
セブンの店頭にいながらにしてロフトの商品が買えちゃう。そんな便利なサービスでもあるオムニセブン。
店員に頼めば、さっと専用タブレットを取出し、即座にお目当ての商品をピックアップしてくれます。
店舗によっては利用者が多い所も入れば、週に一人や二人の利用と残念な店舗も。
ひどい店舗は引き出しにタブレットをしまったままでここしばらくは使っていないという有様。
店舗スタッフすらAmazonや楽天を利用するという状況を考えると道のりはかなり厳しいとも言えます。
店舗とリアルを別々に扱うが失敗
それまではブランドごとに立ち上げていたサイトを統合することだけに注力しており、店舗とネットの融合が後回しになっていたとのこと。
これを実現してこそ、真のオムニが達成できるのではないかと。
両者のデータを紐付けできるとうことで期待がかかるのがnanaco。顧客の購買履歴を管理できるので、お客一人ひとりにあった商品提案が可能となります。
期待高まる専用アプリ
2017年の話とまだまだ先ですが、nanacoを使った専用アプリが登場する模様。リアルもネットもnanacoで全て決済すればセブン独自の顧客データが仕上がります。
ポイントもたまるし、セブンイレブンの買い物が今よりも安くなる可能性も十分に有りえます。
実現したら嬉しい。オープン化
さらにnanacoのオープン化も検討されています。
今はグループ企業でしか利用はできませんが、Tポイントのように異業種でも使えるようになれば、利用シーンも増えるし、会員増にも繋がる感じがしますね。
加えてオムニセブンも異業種の商品を取り扱う可能性も出てきており、オムニセブンも魅力を高める施策が色々と考えられています。
セブン色が薄れないかが心配
このブログでも触れましたが、オムニセブンはマーチャンダイジングだと鈴木会長が言っていたと記憶しています。
魅力ある商品を取り揃えればお客はついてくると。
セブンプレミアムの成功がまさにそうかなと。財布のひもは硬いけど、いいモノにはお金を惜しまないという心理をうまくついたと思います。
で、懸念されるのが他社にも解放して品揃えを増やしたものの、他のECサイトと同質化サれる点。一定の質を保つことができないと、オムニセブンらしさが失われるのではないかと・・・
nanacoデータがオムニセブンの成功を左右
あのECサイトであれば、売れるという強さがなければ他企業としても積極的にオムニセブンには参加してくれないのではないかと。
が、豊富な会員数と緻密な購買データがあれば交渉の場でも優位に進めることが確実。
オムニセブンらしさを維持しながらの品揃えも可能では?と思った次第です。