業界の垣根を超えた戦い。どうするコンビニ

ドラッグストアでお弁当?

コンビニ業界が飽和状態で業績が伸び悩む中、近年のドラッグストアの成長には目を見張るものがあります。

そもそもは薬品と食品関係が中心でしたが、お弁当やら生鮮食品と取扱品目を増やし、コンビニを脅かす存在に。

昔では考えられなかったドラッグストアでお弁当を購入。この業界を垣根を超えた動きがコロナ禍でさらに加速しているようです。

コロナ禍で業績好調、スーパー

コロナ禍で大ダメージを受けたコンビニ対し、スーパーは巣ごもり需要をうまく取り込み業績は絶好調。

スーパーのLIFEは、20年3-8月期の連結純利益が前年同期比3倍。新聞では減益企業が多い中で対前年を大幅に上回っており、スーパー絶好調を物語っています。

やっかみに対応?値下げセール

日本経済が停滞する中、業績好調は良いお話ですが、他業界や消費者にとっては面白くない話。1人だけ儲けてズルいといった声も上がるかもしれない。

てなわけで、スーパー各社では思わぬ特需で潤った業績を消費者に還元していこうという動きを見せています。

最大手のイオンでは、2020年11月より食品や日用品など最大700品目を約1-2割ほど値下げ。

好調な西友も約765品目を平均5.1%の値下げに踏み切りました。

ホームセンターも還元セール発動

スーパーと並んでコロナ禍でも業績が好調なホームセンターも、消費者還元セールを発動。

業界は違えど考えることは一緒なんだなと。

大手のコーナンでは9月-11月にかけて3500品目を最大2割値下げ、カインズも7200品目の値下げに踏み切りました。

狙うは、お客の定着化。

このような相次ぐ還元策は、消費者の妬みを回避すると共に、この後に予想されるデフレへの対策も含まれています。

財布の紐が固くなる前に、固定客化を図る。

それも、これまではドラッグストアで買っていた洗剤をホームセンターで買わせたり、ホームセンターで購入していた日用品をスーパーで買わせたり、業界の垣根を超えた争奪戦が始まろうとしています。

確かに、これまでキッチン、掃除用品はドラッグストアが中心でしたが、最近ではホームセンターで購入。

知らず知らずの内にお店の術中にはまっていることに気づかされます。

真打ちコンビニはどうする?

行きつけのお店と言えば、これまではコンビニがメインでしたが、業績好調という話はほとんど聞きません。

やはり巣ごもり生活となり時間に余裕がある分、ちょっと足を伸ばしてスーパーやホームセンターに足を運ぶに生活に変化しているのでしょう。

個人的には、スーパーやホームセンターにはない調理系に力を入れると他との差別化が図れるのではないかなと。

今は揚げ物が中心ですが、総菜なんかも取り入れれば、メニューの幅も広がりついで買いの機会も増えると思います。

ドラッグストアだけではなく、スーパーやホームセンターと競合がさらに増える中、コンビニの在り方も変わってくると思った次第です。