祝。ユニクロ時価総額1位。悲願のZARA超え。1勝9負の経営哲学の正しさを証明か

アパレル部門で時価総額NO.1って凄すぎる

GAFAなどのIT企業が上位を占める世界の時価総額。上位50社と幅を広げてても日本企業はトヨタ位。あのトヨタをもしのぐ企業が他に49社もあるというのですから、海外の企業の稼ぐ力とはとんでもなく凄いんだなと思った次第です。

バブル絶頂期の1989年時点では、時価総額上位10社の中に日本の銀行系が7社もいたというのですから、日本企業の強さを改めて感じると共に、それ以降、全く後が育っていないないなと残念な気持にもなりました。

そんな残念な状況ではありますが、業種ごとに目を転じると、アパレル業界で日本企業が首位に立ったというのは朗報ではないでしょうか。

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世界のファストファッションが日本市場を襲来

10年近く前だったかと思いますが、銀座にH&Mがオープンした時には長蛇の列ができたり、Forever21も大きな話題を呼びました。他にも古参のGAPやら、ZARAなどもおり、ユニクロ大丈夫かと心配もされましたが、ある意味一過性のブームだったのでしょう。Forever21は撤退するし、H&Mも苦戦しているし、GAPもZARAも目覚ましい成長を遂げているとは言い切れません。

一方、耳に入ってくるのはユニクロの絶好調ぶり。絶え間ない改革を恐れずに進めていく。失敗しようがとにかく挑戦し続けるスタンスは、時価総額NO.1で、その正しさを証明したとも言えます。

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苦難の連続でも屈しない強いハート

例えば、野菜通販の失敗やスポーツ衣料「スポクロ」の頓挫、海外進出の失敗などなど負の歴史がありますが、これもすべて大きな成功を掴むためのこやしという考えがあるからでしょう。

失敗してもただでは諦めない。しっかりと失敗の原因を突き止めて次に繋げるというサイクルがしっかりと文化として根付いているのでしょう。しかも、これは駄目だと思ったら、ダラダラと進めるのでなく、潔く撤退する。

ひと昔前のリーン経営と言ってもいいでしょう。とりあえずローンチして、走りながら問題点を改善していく。それでも駄目なら撤退。それがアパレル業界で行われているのですから、他の企業でもこの姿勢に学べば・・・。

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失敗を恐れずに進めない。日本企業

昔は、俺がケツを持つから思いっきりやってこいなんて先輩がいたけど、いざ失敗すると知らぬ存ぜんぬという態度を示し、悲惨な目にあったことがありますが、まさに日本企業にも、この悪しき慣習が蔓延しているのでしょう。

となってくると、仕事も手堅い方向へ向き、他社で成功したものを追随していく。ユニクロが1勝9敗ならば、他の企業は0勝0敗。お笑いで言えば、中途半端なエピソードで笑いも小さいといった感じ。スベるか大ハネするかというギリギリの所を攻めないのと一緒かなと。

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これからも新たなコトに挑戦し続けていくのでしょう

こうしている今も、ユニクロの新事業は進んでいるんでしょうね。個人的には物流網の整備が挙げられます。アパレル業界で長年課題となっていた過剰生産→セールという流れを解消するほど大きな改革と言えるでしょう。

現場と生産が情報共有することで、在庫を今よりもはるかに圧縮することができる。アパレル業界に限らず、どの業種のメーカーも頭を悩ませていることでしょう。

ビッグデータを活用して需要予測も当然からんきますし、このシステムが軌道に乗れば外販ということも考えられます。

アパレル会社のユニクロが、物売りのプラットフォームを提供するシステム会社としての顔を持つ日が、遠くない未来に訪れるかもしれません。

そうなれば、アパレル業界は問わず、全業種をひっくるめて時価総額トップ10に入ることも十分考えられるかなと思った次第です。

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ユニクロ時価総額NO.1は色々と考えさせられる内容でした。