商社とスーパーをつなぐ動画ビジネス

プレーヤーがたくさん。スーパーの仕入元

生鮮食品から加工食品、酒類、飲料などなど様々な商材を取り揃えるスーパー。仕入先ともなれば、とてつもない数にのぼるでしょう。

多くは卸問屋を通しての商流になるかと思いますが、メーカーも店先に足を運び日々、激しい棚取り合戦が繰り広げられています。

んで、今回はそのメインとも言える卸問屋が棚取りに参戦しているという話。卸ルートが確立されたら、はいおしまいと思いきや、売上がイマイチの場合は、あっさりと契約が打ち切られてしまうのでしょう。

ということで、卸問屋、メーカーが激しく棚取り合戦をしているわけです。肝は売り場づくり支援になるのですが、キラーコンテンツとして動画がかなり注目されています。

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店頭活性化。動画の前にPOPは沈黙

店頭によく見かける手書きのPOP。消費者が思わず手を出してしまうような心の琴線に秀逸なものもあります。

あるいは陳列の仕方をタワー型にしてみたり、装飾POPで派手な売り場をつくってみたり、現場では色々と試行錯誤しています。まぁ、メーカーさんが作っているということもありますが・・・

中でも購入に結びつく確立が高いのがメニュー動画。これまではテレビCMを垂れ流すミニチュアサイネージが主流でしたが、今や大型モニターで、しかもコンテンツは良質なメニュー動画。よくおすすめレシピなるものが棚近くに置いてありますが、あれの動画版です。

中の人いわく、動画をながしたことで通常よりも2倍の売上になったという声もあり、その破壊力は、これまでの店頭POPを沈黙させるほどの破壊力があります。

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クックパッドも動画に力を入れ始める

夕飯前になると、とてつもなくアクセスが伸びたクックパッド。メーカーなどはこぞって自社製品を使ったレシピを上げてもらうよう、熾烈な争いをしていました。

が、今では、その座はレシピ動画に奪われている感じすらします。1分間の動画でテンポよく調理されていく様子は、自分でもできるかもと錯覚するほど。

これが購入モチベーションを刺激することは間違いないかなと。

てなわけで、クックパッドも動画に力を入れ始め、商社と組んでスーパーの店頭でメニュー動画を配信しています。

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スーパーの系列化ってあるんだ

クックパッドがイオン系スーパーに商社と組んで動画コンテンツを提供している一方、料理動画の最大手デリッシュキッチンは伊藤忠と組んでライフやサミットに動画コンテンツをを提供。

他にも三井物産がYou Tubeチャンネルの米テイストメイドと食品メーカーのハナマルキによる商品開発をお手伝いしています。

こうして見ると、コンビニのように商社の系列にあわせてスーパーも同じ仕組みになっていることに驚かされます。

モノを供給する上流を知れば、少なからず今よりも買い物上手になれるのかなと。

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商社が色々と模索しているのね

一昔前までは資源ビジネスで、我が世の春を謳歌した商社ですが、近年では新たな飯の種づくりに奔走しているかのように見えます。

その一環として、この動画コンテツというのもあるのでしょう。この商材をフックにこれまで扱っていた商品の売上を活性化させる。

横の連携を促すことで新たなビジネスに昇華させていくのでしょう。

今後の商社の動きが楽しみです。