ガンダムに見立てるとわかりやすいかも。「ダンバイン」

出会いはアマゾンプライム

僕がまだ小学生の頃だったかな、当時はガンプラ全盛の時代でガンダムを越えるようなロボットアニメへの期待が高まっていた時期。夕方5時から始まる新作アニメロボットを毎週楽しみに見ていました。ザブングルエルガイムバイファムなどなど。どれもガンダムを越えることはできず、大きな社会現象を起こすことなく終了を迎えました。

が、30年以上の時が経つと当時の懐かしむ気持ちが膨らみ、アマゾンプライムでどれも全話無料で観れちゃうというわけで、これらの作品を1日1話と決めて観ることに。

当時の小学生の僕にとっては難しく感じましたが、今観ると十分大人も楽しめるといった内容です。

特にダンバインの世界観はリメイクしてあげれば、今の時代には新鮮に映り十分通用するのではと。

ダンバイン

ツッコミどころ満載。ダンバイン

宇宙モノ系が多い中で、本作品は架空の世界バイストン・ウェルで、ストーリーが展開していきます。

各国に散らばる王様が自分の領土の拡大に向けて日夜、隣国と手を結んだり、互いに攻め込んだり。移動に使うのは馬車で、武器は槍や剣などまさに中世ヨーロッパの世界。

そんな世界を舞台にして、各国のロボットが戦闘を繰り広げるのです。

ロボットを開発する技術力があれば、とっくにクルマや高性能な戦争用の武器が作れるだろうと。お城ももう少し頑丈な作りにして、レーザービームがビュービュー飛ぶような作りにもできたはず。

ただ、それをやってしまうと中世ヨーロッパの雰囲気が損なわれちゃう。わかっちゃいるけど、そこは大目に見てよということなのでしょう。

ダンバイン

複雑にからむ利害関係が斬新

本作品の大ボスといえば、禿頭のドレイク。コヤツがバイストン・ウェルの秩序を乱し、互いの国が平和的につながっていたのに、自分の領土を拡大したいがために、他国を攻めるようなことをしでがしたのが事の始まりでした。

強大な武力を背景に、次々と他国を支配していきますが、事はそう簡単に進まない。中には戦わずして同盟を誓う国が現れるものの、スキあらばしれっと謀反を起こして自分が国を乗っ取ろうと画策している奴もいれば、腹心の部下が下克上を起こしてドレイクの座を狙うものまで。

ガンダムであれば、ジオンと地球連邦というわかりやすい構図でしたがダンバインの場合は、そう話が簡単なものではない。そこが面白い点。

ジオン、もといザビ家をいつしか政権の座から引きずり下ろして自分がジオンの長に君臨することを夢見る輩がむちゃくちゃ多いということ。

ダンバイン

惜しい。そのエンディングはない

話がバイストン・ウェルだけに収まっていればよかったんですが、クライマックスはなぜか地球を舞台に戦闘が繰り広げられるんですよね。

ファンタージー色の強い点が魅力だったのに、現実逃避したのに、現実に戻された気がしてどこか興ざめ。

願わくばストーリーをマイナーチェンジして、改めて観てみたいと思わせる作品でした。