ネットサービスは海外有利
利用頻度の多いネットサービスを振り返ってみると海外ものが多いことに気付かされます。
お買い物は楽天ではなくAmazon。SNSはFacebook、検索はGoogle。これ僕に限った話ではなく、多くの人がこれに当てはまるのではないでしょうか。
で、今回取り上げる旅行サイト。国内では楽天トラブルとじゃらんが何とか頑張っている状況ですが、海外勢も徐々に侵食しているというのですからおだやかではありません。
2強でほぼ寡占状態
世界的に見ると旅行サイトでは、Booking.comとエクスペディアの2強が圧倒的に強く、合わせると90%以上の誇っているとのこと。
これほどのマンモスサイトがありながら、日本ではシェア1%というのですから、いかに国内の旅行サイトが頑張っているかがわかります。
訪日外国人増で潮目が変わりつつある
近年の訪日外国人増で、ホテルや旅館なども掲載サイトに変化が出始めています。
国内のお客を相手なら、楽天トラベルやじゃらんで良かったのですが、今や訪日外国人も大事なお客様。英語を話せるスタッフを雇い入れたり、看板なども多言語化したり、外人向けのサービスを充実させています。
で、客を呼び込むにあたってもBooking.comやエクスペディアに出稿することで、訪日外国人の呼び込みが徐々に増え始めています。
サイトを見るとどちらも既に日本語化されており、日本人でも利用できる仕様になっています。
旅行といえば食
で、気になったのが旅行と切っても切れない関係の食に関してのサイト。
こちらはさすがに国内サイトが強い。有名な所で言えば食べログでしょうか
けど、この先、飲食店紹介サイトすらも、海外勢が幅を利かす時代が来るかもしれませんね。
旅行繋がりと言えば、観光地もそう。全世界の観光地をまとめてくれたサイトがあれば、海外に出かけた時も大変助かりますし、ぜいとも導入して欲しいものですね。
それでも国産サイトは生き残って欲しい
といった具合に、じわじわと海外勢のシェアが高まっている旅行サイト。追われる側となった楽天トラベル、じゃらんも座して待っているわけではなく、色々と対策を打っているというのだからさすがです。
じゃらんは、ドイツの旅行口コミサイトを買収したり、楽天も、不動産仲介サイトHOMESと新会社を設立したりと新たな動きを加速させています。
黒船襲来でも、国内シェアNO.1は国産サイトであって欲しいものです・・・
[amazonjs asin=”B01M2UZMK7″ locale=”JP” title=”Escobar アレンジケース トラベルポーチ 6点セット 軽量 防水 大容量 旅行 出張 整理用 (ネイビー)”]