やさぐれ感が半端ない。キャメロン・ディアス
ミュージカルの大ヒット作品を映画化。テーマソングのTommorowはよく耳にします。
作品の中では里子のアニーがとモバイル会社の社長さんと一緒に暮らすことになり、一夜にしてシンデレラになるというもの。
元々アニーの里親は、お金目当てにたくさんの里子を世話するいじわるな独身女性。
ミュージシャンだった華やかな若き時代を思い出しては、今の自分の境遇を嘆き悲しんでみたり、いい男が目の前に現れたら色目を使ったり、やさぐれ感が半端ない。
けど、どこか憎めない。本作品の重要キャラとしてのポジションを確立していました。
これ、キャメロン・ディアスだからこそ、この役の魅力を引き立てている気がしました。
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一夜にしてシンデレラ
狭い部屋での共同生活、食べるものにも苦労して、貧しい生活を送っていたアニーですが、ある日を堺にタワーマンション最上階といっても過言ではない瀟洒なお家にお引越しすることとなります。
まさに絵にかいたようなシンデレラストーリーが起きます。
きっかけはアニーがまちなかで車にひかれそうになった時に助けられたから。で、助けた人が、何とモバイル会社の社長さん、スタックだったわけです。
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選挙対策丸出しでもOK
本来なら助けられて終わりですが、スタックは社長業の傍ら、ニューヨークの市長選にも出馬し、票稼ぎの真っ最中。
ちょうど、彼がアニーを助けた瞬間がSNSにアップされ、大きな反響を呼びました。
これを好機と捉えた選挙対策マネージャーが、彼にアニーと再接触してマスコミ向けに大々的にアピールすることを提案。
票稼ぎのパフォーマンスとわかっていても、これが市民のハートをわしづかみ
対立候補者とは大きな開きがありましたが、次第にその差は縮まり、ついに逆転。
マネージャーの予想した展開になったわけです。
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とうとうこの日が来ちゃったのね
とは言え、いつかはkのシンデレラのような生活が未来永劫続くとは限らない。
そして、ついに別れの時を迎えることに。何とアニーの親を名乗る夫婦が現れ、彼女を引き取りたいと。
スタックとアニーの距離感もかなり縮まり、スタックは養子も考えていた所だったこともあり、喜びよりも悲しいという気持ちが勝ってしまい、どこか表情も暗い。
反面、アニーは満面の笑み。痛々しさが漂っていました
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ローズ・バーンが印象深い
キャメロン・ディアスよりも印象に残ったのがローズ・バーン
スタックのマネージャー役、そしてアニーの世話役として常に主役周りとセットに登場することが多かったこともあり、どんどん彼女の魅力にハマっていきました。
久々にハリウッド女優で、きれいな人だなと思いましたよ。
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