もう一人の自分に乗っ取られる「嗤う分身」

コピーロボットと言えばパーマン

忙しくなると無性に欲しくなるパーマンのコピーロボット。風邪で学校を休みたい時やどうしても外せない会議ある時なんかはコピーロボットにお願いし。

自分は自宅のベットで静養し、帰ってきたらオデコ同士をつけ合わせて、今日1日の出来事をレビューできちゃう。

このコピーロボット。ご主人様に従順だからこそ成立するわけで、コピーロボットが意思を持ち始めて、やりたい放題するようになるとちょいと考えてしまいますよね。

悪さをしでかして、その尻拭いに自分が奔走する羽目になる。想像しただけでゾッとしちゃういます。

けど、この作品はまさしく、コピーロボットがやりたい放題、し放題をしちゃってご主人様を困らせちゃうという話。ご主人様がかわいそうで、可哀想で・・・。

主人公は弱気なおとしなめの青年

カフェで誤ったメニューが来ても、定員に「これ違います。」なんて言うこともできず、上司に理不尽なお仕置きを受けても、受け入れるがまま。好きな女性は遠目で見て想いを伝えられない、そんなごく普通の青年がある日、自分そっくりの、双子かを見紛う青年に出会います。

新入社員ってことで入社した、この新しい彼。これが本家とは真逆の性格で、押しが強くて言いたいことはきっぱり言っちゃう主張の強い性格。女性にも積極的でそんなオラオラな感じに惹かれる女性も多数と半端ないモテっぷり。

嗤う分身

戸惑う本家でしたが、コピーロボットが言葉巧みに、君の味方だよって言ってくれるもんだから、最初は良好な関係でした。

恋の悩みの良き相談役

本家が思いを寄せる彼女を誘い出し、恋のアドバイスをしてくれたり、仕事上でも彼のことを持ち上げたりとコピーロボットもいい奴を演じていましたが、いつしか本家の足をひっぱる行動が・・・。本家の仕事を横取りして、さも自分が仕上げたかのように上司にアピールするわ、本家が思いを寄せる彼女とチョメチョメしちゃったり。

嗤う分身

てなわけで両者の関係は悪化する一方

鏡写しのごとく・・・

本家に傷がつけば、コピーロボットも傷がつく。コレ、漫画、ナルトにも出てきた話ですが、例えば本家が鼻血を出せば、コピーロボットも鼻血を出す。

これに気づいた本家、今の暮らしに疲れたのか、コピーロボットへの復讐からなのか、自殺を決意することに。本家が亡くなればコピーロボットも亡くなる訳で、自分の無念さを張らせると思ったのでしょう。

スッキリしない読後感

クライマックスは観てのお楽しみとして、まぁこの作品の世界観が掴みどころがなく、いつ時代で、どこの国なの?というのがさっぱり。架空の世界なんだろうけど、これがかえって話が入っていこない感じがして、最後まで馴染めませんでした。

いや~な感じ、シコリの残るような感じの作品でした。