今風に言えばフリーランス
組織の歯車として一生を終えるのは真っ平ごめんだ。ってなわけでフリーランスで飯を喰い続け同年代のサラリーマンより収入は上。
収入もそこそこあり、自由気ままで何一つ不自由のない暮らしなのに、彼とは真逆の組織人へと導く事件が起きます。きっかけは倒産寸前のIT企業の女社長・・・。
企業買収の危機に直面する娘
親の時代は、業界ではそこそこ名の通った会社。昔はあの業界最大手のA社やB社と肩を並べていたほど。が、娘の時代は倒産の危機に直面し、B社から執拗なまでの嫌がらせが・・・。
自社を救った合併話
この難局を打開するには、A社との合併しかないと一世一代の決断をする訳です。しかもA社社長との結婚という条件付き。
で、合併はすんなり運んだものの、本意ではない結婚ということもあり深夜までスナックで飲み明かし、グデングデンに酔っ払った彼女を介抱してくれたのが冒頭の一匹狼の彼。ひと目で彼女に惚れちゃった彼は、彼女に猛アタックをしかけます。
話を本編に戻すと・・・
恋の落ちたフリーランスの一匹の狼が作品の主人公、ランスロット。で、IT企業の社長が王女グィネヴィア。めでたくアーサー王の妃となるものの、介抱してくれた彼が頭から離れられない。
ランスロットも婚姻話を知り、落ち込んだものの彼女への思いはそう簡単に断ち切れず悶々とした日々を過ごします。
何も知らないアーサー王
一番惨めなのがアーサー王。お互いが知り合いだったことなどつゆ知らず、ランスロットを自分の部下に。王女としては彼への思いを断ち切りたいので、アーサー王にフリーのままが一番よとアドバイスを与えるも、ランスロットたって希望で部下確定。
組織人へ一新
ここにフリーランスのランスロットから組織人のランスロットへと人生が一変するのです。それまでは木こり同然のシャツとズボンの軽装から、重厚な鎧をまとう騎士へと変貌。
勇ましいという言葉がピッタリだけど、自由人ランスロットのイメージが強く、終始違和感がつきまとう
間の悪いアーサー王
で、ランスロットと王女グィネヴィアの恋の行方はと言えば、しばらくはあからさまに気持ちを伝えることを自重していたものの、ある事がきっかけで決壊。王女の部屋で情熱的なキス攻撃が始まり、さらに発展しそうという所に、何も知らないアーサー王が部屋の中に。
どこかで聞いたような話が映画の作品の中でも起きます。
部下に奥さんを奪われたアーサー王。しばらくは呆然。あまりの衝撃的な光景に思考能力が停止するのでしょう。
話を今風に戻すと・・・。
冒頭の今風にはなしを戻すと、A社の社長が自分の妻をフリーランスで中途入社した男に寝取られ、クビにしてやるとわめきちらかしている矢先に、これまた大事件が起き、何故かA社の社長にフリーランスの彼がつくという何とも恐ろしい話になりました。
最後までリチャード・ギアが・・・
プリティ・ウーマンの印象が強いもんだから、紳士的なイメージしかなく、格闘シーンがどうも似合わない気がしました。加えて、ロン毛もずっーと気になった。短髪の方が断然似合うのに・・・