とてつもなく腕の立つCIAエージェント
CIAエージェントって、どちらかと言うと事務系というイメージが強いけど、本作品の主人公マーカスはどちらかと言えば武闘派。銃の扱いに優れているのはCIAエージェントならわかるけど、格闘技の腕前もプロ級のハイブリッドCIAエージェントなんです。
これが最後のミッション?
これまで国家を守るため、これまで法に触れるような仕事を数多くこなしていたけれど、世間の目は厳しさを増すばかり。
CIAも非常に仕事がやりづらくなり、マスコミでは誹謗中朝が絶えないという何ともやるせない日々を送っていました。
そんな中、マーカスの元に飛び込んできたのがとある企業のCEO&武器商人の暗殺という非常に危険度の高いミッション
このミッションが世間に露見されたら、CIAも終わってしまうという不安はあるものの、全く怯む様子もなく、2つ返事でOK。
四の五の言わず、会社の命令を聞き入れる懐の深さ。表情から見るに絶対の自信があるといった感じでした。
反政府組織を影で援助
マーカスが狙う、とある企業のCEOとは、自社が進出する政府と折り合いがつかずビジネスがうまく回らないという問題を抱えていました。
そこで彼がしたことは反社会組織を支援することで、政府転覆を図ろうとしたわけです。
この構図、現実の世界でも十分起こり得るなと。
テロ組織に資金提供、あるいは武器供与する側は、何かしらのメリットがなければ支援はしないはず。。
現政権を懲らしめることで、何かしら利益を求めているということ。その対象は、テロ組織の他にも、敵対国やら、そこで商売する企業などなど色々と考えられます。
まさかの部下の裏切り
マーカスは早速、彼らの用心棒として働くことができ、部下として接触する中で、様々な情報を手に入れ頃合いを見て暗殺と計画していました。
彼には長年、共にミッションを成功させてきた部下がおり、今回のミッションでも彼らがマーカスの手となり足となりミッションをこなしていたのですが、部下二人が共謀して、CEOからお金を奪うことを画策。
大金を目にすると、CIAエージェントでさえ、大義を簡単に捨ててしまうようです。
つっ、つっ、強すぎるマーカス
彼らの裏切りを知ったマーカスは、動揺するそぶりなど一切見せず計画をCEO暗殺から、部下二人の始末に切り替えます。
その前に彼らの取り巻き連中を得意のカンフーでバッタバッタとなぎ倒し、本丸の部下との一騎打ちもこれまた見事な中段蹴りを炸裂させ勝負あり。
それにしても主人公のマーカスがゴリラーマンに見えてしまうのは僕だけでしょうか・・・