これって予言していたの?「ヘイト・ユー・ギブ」

警官による暴行殺人事件を見ているよう

大きな暴動に発展した警官よる黒人男性の暴行殺害事件。この様子がネットで拡散されたことで、これまでの恨みが一気に噴出した格好となりました。

で、本作品のテーマも差別問題を扱っており、警官による発泡で若い黒人男性が死亡してしまうというもの。

この作品が、今回の事件を予言していたかのように見えました。

今なお根深い、人種差別問題

学校の授業では人種差別問題はなくなったかと思いましたが、今なお根深く残っているんだなというのだなと。

ゲットーと呼ばれる貧困地帯。犯罪率が高く職につけない若者はドラッグの売買に手を染めて人生を狂わせてしまう。

そんな幼馴染が自分の目の前で警官によって殺されるとは。10代の女の子にしてみたら、あまりにも衝撃的だったことでしょう。

理不尽でも従えという父の教え

思い出せれるのは父が幼い時に教えてくれた家訓めいたもの。警官には何があっても抵抗するなと。ダッシュボードに手をのせて無抵抗の姿勢を貫けと。

けして自分が間違ったことをしていなくても、黒人ということで犯罪者という扱いをしてくる。

理不尽であろと生きるために必要なのだと。

警官の銃弾に倒れた幼馴染は、これとは真逆の態度を取り、串を手にしたのに、銃器を手にしたと勘違いされ、身の危険を感じた警官は引き金をひいてしまいました。

当然、目撃者となった主人公の女性は裁判で証言するか否かで悩みます。

悲劇のヒロインという目で見られたくない、周囲の目が自分に集まるなどなど、10代にとっては重い選択を迫られるわけです。

街を牛耳るギャングのボスが問題をさらに

もう一つ、厄介なのが街を牛耳るギャングのボスが、証言を阻むよう脅しをかけにきたこと。

ボスにしてみれば、亡くなった少年を調査してく中で、自分が薬の売買を指示していたことが露見してしまう。

これを恐れたボスは、少女に穏便に済ませるよう説得するも完全に無視され、テレビ番組でボスのことを暴露。

この放送を見たボスは逆上して、彼女の家に銃弾を打ち込んだり、パパの家を放火したりやりたい放題。

まさかの結果。けどこれが現実という声も

といった具合に、悩みに悩んだ末に裁判で証言することを決意。多くの黒人が警官の有罪を信じていたのに結果は・・・。

2020年に実際に起きた事件も有罪判決になるかは微妙という声もありますが、暴動が世界的なニュースにもなったことから、もしかしたらがあるかもしれません。

とにもかくにも自主差別は今なお残っているだなと驚きました。

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