42の意味を知ってゾワっとした「ジャック・ロビソン」物語

42のあらすじ

黒人初の大リーガー、ジャック・ロビソンの話。有色人種プレーヤーがメジャーで活躍できるのも彼の功績なくしては語られないと言っても過言ではない。そんな彼のマイナーからメジャー、そして優勝までを追った作品。 ジャック・ロビンソン

人種差別って相当根深い。

当時は終戦直後で、有色人種への差別が半端ない。トイレは別々、白人優先で飛行機に搭乗させるわ、球場の入場ゲートさえ分けられている始末。しかもメジャーリーグも、その考えにのっかているというのだから、たちが悪い。

ブーイング・ヤジに屈しない強さ

遠い昔に中国で試合した日本代表が、ひどい扱いをされたとの記事が大々的に報じられていたけど、ジャック・ロビソンが受けたダメージといったら、その数倍。

行く先々で観客からはブーイングの嵐。相手チームからも人種差別的なヤジがひきなりしに飛び、普通なら試合にすら集中できないのに結果を残すジャック・ロビンソンは凄い。

強力な後ろ盾があってこそ

ジャック・ロビンソン本人の強さもあるけど、会長や監督、家族の支えも彼が活躍できる環境を作っていた。特に会長は、他チームからのプレッシャーに屈することなく、ジャック・ロビンソンを擁護。

監督の出方次第では、クビにしても構わないほどの徹底振り。ジャック・ロビソンを真剣に育てるという強い信念を感じた。

次第に仲間達も・・・

「一緒にプレーしたくない」など、ジャック・ロビソンの加入をよく思わなかった仲間が次第に、ジャック・ロビソンを受け入れる心の変化がたまらない。彼のために乱闘したり、ヤジをとめさせたり・・・。チームがまとまるに連れ、成績もうなぎ登り。果ては優勝を手にするというのだから、持っているとしか思えない。

ジャック・ロビンソン

最後にじわっと

この年、彼は新人王を獲得。この好成績もあってか、翌年以降、彼に続き有色人種のメジャー選手が誕生し、メジャーの道を拓いと言える。そして、彼の功績が称えられ、彼の背番号、42は全球団で永久欠番となった。長嶋監督の背番号3でも巨人だけなのだから、とてつもなくすごいこと。

ジャック・ロビンソン

世界を変えた男、歴史を変えた男といっても、言いすぎではないかも。