残念すぎる主人公
ドジでおバカで、人がいい主人公のセス・マクファーレン。あまりのヘタレっぷりに彼女のアマンダ・セイフライドに逃げられるわ、羊達にバカにされて脱走されたりと見事なまでの残念な感じ。
が、そんな彼の魅力に気づいてくれる天使のような存在が現われます。それがシャーリーズ・セロン。相変わらずの美貌でアマンダ・セイフライドが霞むほど美しさ
しだいに二人は恋人へと発展していくわけです。
相変わらず絶好調の下ネタ
セリフの端々にゲスい下ネタワードが散りばめられていますが、全然いやらしくないのが不思議。
娼家で働く彼女にボスが、お尻の穴でのプレイにボーナスをつけるというセリフには爆笑もの。それに対して臨時ボーナスと喜ぶ彼女の笑顔もさらに追い打ちをかけます。
仕事では毎日15人位の男性を相手にしているのに、彼氏とのセックスはまだといか。突っ込みどころ満載。そんなゲスいセリフや設定が数多く散りばめられていますが、全ては笑いのため。日本でも話題になったtedよりも個人的にはこちらの作品の方がオススメ
アマンダ・セイフライド扱いにエッ
この作品、個人的に大女優とも言える2人が出演しています。アマンダ・セイフライドとシャーリーズ・セロン。どちらも主演を演じるほど実力者ですが、本作品でのアマンダ・セイフライドの役どころが、明らかにサブキャラ。
しかも、お金に簡単になびいてしまう軽く、そして意地の悪い女役ですからね。だったら、無名の女優を使ってもいいのではと。正直、アマンダ・セイフライドの出番も少ないですし・・・。宝の持ち腐れって感じです。
話はいたってシンプル
素性の知らない美女が街にやってきて、何故か主人公に優しくしてくれる。別れた彼女に仕返ししてやろうと偽装彼女を依頼すれば快く引き受けてくれるし、アマンダ・セイフライドの彼氏と決闘となったら、拳銃の打ち方を懇切丁寧に教えてくれたりと。
最初は別れた彼女を見返してやろうという軽い気持ちだったのが、どんどんとその美女、シャーリーズ・セロンに主人公は惹かれていくのでした。
素性を知ってビックリ仰天
そもそもシャーリーズ・セロンが親身になって主人公をサポートしたのは、彼の人柄。優しくて友人想いな所に彼女自身もどんどん惹かれて入ったのです。互いの気持ちが近づくにのはとってもいいこと。なのにその彼女が実は極悪犯の奥さんだったら・・・
当時、泣く子も黙るとも言われたギャングのボス。現代になぞれば、怖い人の奥さんに手を出しちゃうようなもの。まずは命を狙われるでしょうし、同じことが作品でも起きます。ギャング達に家まで押入れられ、すんでの所で馬に乗って逃げるのも後ろから追いかけられて拳銃で打たれまくり。何とか逃げ切ったのも束の間、今度は新たな敵に遭遇し、万事休す。
最後はギャングのボスとの一騎打ち。女性をかけた一大勝負に挑みます。見応えありです。