パシフィック・リムとは
平たく言えば、怪獣ものです。ひょうんなことから、この現代に恐竜、いやもっと悪質な恐竜ですけど、そいつらが悪さを働くもんだから、ウルトラマンで言うところ地球防衛軍が成敗するって話。
さすがにウルトラマンは出てこず怪獣退治は最新ロボが相手をするわけです。
絶対的強さじゃないところが現実的
ロボットとは言ってもウルトラマンみたいに絶対的に強いわけではなく、負け込むこともあります。
ちびっ子にとっては、つらい話です。
ウルトラマンがフルボッコされている姿など見たくない。
直視したくないバトルが繰り広げられますが、それもリアリティがあって感情移入しやすいという良い面もありました。
対する怪獣と言えばメジャー級
ウルトラマンに出てくる怪獣は、少しは愛嬌があって親しみを覚ええます。
バルタン星人、エレキング、ヒッポリット星人などなど。どこかスキがあって完璧でないところが愛着が持てます。
ところがパシフィック・リムの怪獣はマジで怖い。愛嬌のカケラもなし。しかもやけにでかいし、強いし、姑息だし。ウルトラマンに出てくる怪獣とはスケールがじぇんじぇん違います。ある意味大人の怪獣です。
レジスタンスってことは少数派か?
ロボットを操る地球防衛軍が「レジスタンス」と自分達のことを言ってことを考えるとパシフィック・リムは地球上のマジョリティが怪獣。マイノリティが人間という設定なのでしょう。
この設定も斬新でこの作品をより面白くしているところ。
パシフィック・リムを見終わって・・・
作品のピークは開始から1時間30分頃。ハッピィエンド的なシーンになるのでそれまでの緊張感が切れて気が抜けます。
「はい、はい、後はエンドロールね」って。
ところが、最後の最後にまたイベントが発生します。
とは言うものの一度切れた集中力をもとに戻すのは大変。iPhone片手にながらみしていたものだから、全く頭に入ってこず。
かと言っても巻き戻しで見直すほどでもなく・・・
なんか中途半端の観賞に終わってしまいました。
出演:チャーリー・ハナム,菊地凛子,イドリス・エルバ