怖い怖い感染映画かと思いきや
感染者をゾンビ化させてしまう恐ろしいウイルス。震源地となったニューヨークは壊滅状態。感染範囲は全米全土に広がり、封じ込め、沈静化をかけ悪戦苦闘するバスター達の悪戦苦闘する姿が描かれています。
このウィルス性の病気、感染したらほぼ100%の死に至るわけではなく、ロード・オブ・ザ・リングのゴレームみたいな姿に変えてしまうというもの。
性格も凶暴で人間を襲うというのだから、たちが悪い。
しかも感染者からひっかき傷を負わされれるものなら、ウィルスに感染してしまい、自分たちもゴレームみたいになってしまうというのですから、まるでゾンビ映画のようでした。
救出者も命がけ
非感染者を救うべく立ち上がったウィルスバスターの面々。ある意味、ゾンビが群がる街に行き、非感染者を助けるというもの。
編成は運転手さんと、やり手の狙撃手2名、そしてお医者さんの4名パーティ。
途中で、ウィルス感染者のトラップに幾度となく出くわします。ゾンビと違って知能レベルは人間と同等ですから、何かと手強い。
非感染者を路上のど真ん中に鎖でつなぎ、バスター達をおびき寄せる。彼らが車を降りて非感染者を助けだした所を見計らって、彼らを襲うというもの。
まるでゾンビの集団のごとく、車の陰から、建物の奥から、とんでもない場所から次から次へと感染者が出現。
このシーンだけでも結講ゾッとくるものがあります。
人目線の映像が怖さ増長
バスターは防護服を来て、仕事を行います。で、この防護服が無線カメラの役割を担っており、その様子が逐一本部でわかります。
ウイルス感染者との激しいバトルも、この映像をベースに構成されています。
顔面蒼白なゾンビが口を大きく開けて襲ってきたり、頭を撃ち抜かれれるゾンビ、鋭利な刃物で喉元から血を流すゾンビなどなど、まるで自分がバスターになったような錯覚を起こすほど緊張感ある映像が続きます。
エンディングは悲しすぎるかも
ネタバレになりますが、この作品着地点は抗ウィルス薬ができて、ハッピィエンドになるわけではありません。
非感染者の救出任務を無事完遂させて終了という訳でもなりません。
収拾がつかなかったのか、拍子抜けするほどあっけない終わり方をします。何も解決してないじゃんと突っ込みを入れたくなります。
というのもバスターチームは大惨敗でしたから。何しに危ない街まで行ったのか、残念でなりません・・・。
リベンジを期してパート2を公開して欲しい。今度こそバスターチームとしての責務を果たしてください。