えっ、接点があったの。この2人。「ロキシー」

目の前で泣き叫ぶ女性がいたら

もの凄い勢いで追い抜いていったと思ったら横っ腹にクルマのアタックを喰らい、命からがらクルマから出てきたのはワケありの女性。

何故かクルマをぶつけてきた男に拳銃を突きつけられて明らかにトラブっている感じ。

といった光景を見せられたら黙っていられないのが、この作品の主人公。すぐ様、クルマから飛び降り彼女の救出に成功。

まさに男の模範といった言ったところでしょう。

「金をどこにやった」と男に執拗に迫られていた女性が、本作品のタイトルでもあるロキシー。

兄貴が怖いお兄さん達からお金を借りてトラブった様子で、その火の粉が妹のロキシーにも及んだという大変迷惑なお話なのです。

そんなお兄ちゃんの借りたお金の行方など知るよしもなく、住む場所にも困っていたロキシーを助けてくれたの主人公の彼。

頼る所がなければ、俺の田舎を訪ねにきなよとこれまたモテる男の振る舞いをします。

こうして二人は一旦は別れるものの、ロキシーが彼の田舎を訪ね再び再会を果たします。

久々に実家に戻った主人公。弟の久しぶりの帰郷に大喜びの兄。

この兄貴が、まぁ喧嘩っ早いのなんのって。ある意味、トラブルメーカーと言ってもいいでしょう。

同棲相手が元彼に嫌がらせを受けたら、相手が3人だろうと一人で食ってかかってボコボコにされるし。彼らにクルをボコボコにされたらすぐさま仕返しするし。

弟から見ると危なっかしくて不安いっぱい。ただでさえ怖い組織のお兄さん方に追われているロキシーをかくまっているのに悩みの種は増えるばかりでした。

兄と彼女の元彼グループとの抗争は一向に終わる気配はなく、ある夜、家にまで殴り込みにこられた兄は瀕死の状態。

ボコボコに腫れた顔を男の勲章と強がる兄を見て、主人公の怒りのパワーがマックスに。

彼らに仕返しに行ってくると急いでクルマを走らせ街へ。ファーストフード店らしきお店に止まっていた彼らのクルマを発見し、クルマから降りるいなや秒殺で3人をノックアウト。

兄以上のヤバさで徹底的に相手をうちのめします。

そこまでやらなくてもいいのにとばかりに・・・

主人公とロキシーはつきあうようになり、初めての夜を迎えます。ここまでは幸せの絶頂でしたが、次の日の朝に、主人公の私物からイケナイものをロキシーが発見します。

それが亡くなった兄の住所。これってもしかしたら、兄を殺したのはこの男なの？という疑問。

それ以来、二人の間には大きなひびが入ってしまうのでした。

二人の恋の行方は、そして無事、悪い組織から逃げ切れられるのか最後まで見どころ満載です。