大ドンデン返しのオンパレード「サボタージュ」

アーノルド・シュワルツェネッガーが一歩引いた感じの作品

選手時代はブイブイ言わせていたのに、引退したとたんに冷静沈着な新たな素顔を見せつけてくれたソフトバンクの工藤監督。そんな彼とアーノルド・シュワルツェネッガーを重ねながら観ていました。

シュワルツネッガーの役どころは、麻薬取締の特殊部隊を率いるボス。見た目は怖そうな連中ばかり。こいつらこそ悪さしているのでは?と思うっちゃうほど。

が、そんな怖いお兄ちゃん達も、ボス、シュワルツネッガーにかかればオトナシイ青年に豹変。

シュワルツネッガー,サボタージュ

鬼軍曹ばりに暴力で彼らを服従させていると思いきや、キッレキレの頭の回転の良さが彼らにリスペクトされています。

犯人扱いされるシュワルツネッガー

ある任務で麻薬組織主催のパーティに突撃。激しい銃撃戦を経て、なんとか辿りつたいた大金の山。さすがに全てを持ち帰ることなどできず、その一部、トイレ経由で下水に流すことに。麻薬組織のアジトを木っ端微塵に爆破し、特殊部隊は下水道を通って現金をピックアップし、脱出する予定でしたが、何故か紐付で流した現金がない。紐だけは残っているのに・・・。

この報告を受けたFBIはカンカン。というのも100万ドル。日本円にして1億円です。犯人探しで日夜メンバーを尋問。シュワルツネッガーも同様に毎日尋問され、あらぬ嫌疑をかけられ、同僚、先輩、後輩からも執拗な嫌がらせを受けます。が、何とか耐え忍び、再び特殊部隊のボスに返り咲くことができました。

麻薬組織は怖いよ

しばらく謹慎状態だった特殊部隊でしたが、ボスの復帰で再び仕事ができる喜びを噛みしめていました。が、事件は起きます。特殊部隊の仲間が次々と殺されることに。犯人は過去に逮捕された麻薬組織の連中。

シュワルツネッガー,サボタージュ

逮捕された逆恨みとでも言うのでしょうか、過去にはシュワルツネッガーの家族を誘拐し、目を背けたくなるような拷問を行い、しかもそのビデオをシュワルツネッガーに送るというのですから。

そんな事件もあり、生き残った連中は毎日が生きた心地がせず不安な毎日を送るわけです。

新犯人現わる。

地元の警察も加わり、殺された仲間の捜査が続けられます。犯人探しの重要ヒントとなる指紋が採取でき、犯人を特定。早速、犯人のマンションを包囲して仲間の恨みを晴らすぞとほぼ犯人グループをバッタバタと射殺していきました。この組織と仲間を殺害した連中は別人

で、再び捜査は振り出しに。そこから犯人は麻薬組織の連中ではなく特殊部隊の中にいるだろうということになりました。

こうなるとお互いがに「おまえが犯人ちゃうんか?」と疑うようになり、最強を誇った特殊部隊はほぼ解散状態となります。

この後続く2発の大ドンデン返し

てっきり麻薬組織の連中が犯人と思っていましたので、この展開にはビックリ。この指紋の男は確かに麻薬組織の人間でしたが、仲間が殺される前に既に殺されていることがわかり、死人が仲間を殺すことなんぞできない。

ではなぜ指紋が残っていたかと言うと、なんと遺体から親指だけを切断して、その指を使い現場に指紋を残し捜査を混乱に陥れようとしたのです。

で、犯人はお前だったの?意外性のある展開。

が、最もビックリしたのが消えた1000万ドルの犯人。エッマジで?という位にびっくりします。見応え充分の作品です。