トヨタとスズキの提携はトモダチづくりの一環?

まさに青天の霹靂

トヨタとスズキが提携?と最初に聞いた時は耳を疑いました。

というのもトヨタ陣営には、スズキのライバル、ダイハツがいますからね。

ある意味、ライバルに情報が漏れてしまう可能性もあり、鈴木としてはデメリットだらけだと思うんですけどね・・・

提携

スズキの思惑は

将来的な課題となる環境対応車や自動運転技術が自社単独では厳しくなってきたからでしょう。

開発費もばかになりませんし、時間も限られている。ならば、他社から技術を導入して時間を買い、開発費を抑える。

至極当然の結果とも言えます。

一方のトヨタは?

トヨタの提携理由というのが、今時の理由とった感じがします。

将来的に導入が期待されるつながるクルマづくり。その普及に向けて、少しでも多くの仲間をつくっておきたい。というのがあります。

そのインフラの使い手が増えれば増えるほど、業界のスタンダードになるのに一歩近づきます。

既にボルボでは自社のクルマの中で、このようなサービスを本国では実施しているとか。

クルマのセンサーで得た道路の凍結箇所をクラウドに集めてドライバーに配信するといもの。

既に日本では渋滞情報をドライバー間で共有するサービスが始まっていますが、渋滞に限らず路面状況の情報も共有できちゃう。

数が増えれば、より広範囲にわたった情報が得られる理由です。

つながり

軽自動車の情報が手に入る。

これらの情報も軽自動車からも得られれば、さらに情報の精度は高まります。

豊田社長いわく国内の道路の85%は中央線がない。とのこと。近所の住宅街の道やら通学路、田んぼの中を走る農道などがまさしくそれ。

時速30km以下の道は無数にあります。

そして大半は小回りの効く軽自動車の主戦場とも言えます。

ダイハツ、スズキと軽のツートップもおさえれば、国内道路の大半は抑えられのではないでしょうか。

また地方部は軽自動車が多いと聞きます。

全国にこのサービスを展開する上でも、軽自動車の情報は喉から手が出る程欲しかったのではないでしょうか。

農道

残るは独禁法

あとは独禁法問題。スズキも加えると国内のシェアは60%を越えると言われ、独禁法に抵触する恐れがあるとも言われています。

ちなみにファミマとサンクスの提携で30%。それの倍近いシェアとのなるのですから、独禁法で騒がれるのも無理はありません。

加えて海外でも、この提携によりシェアが50%を越える国もあり、提携のハードルは高そうな感じがします。

農道

まとめ

今回の提携を見るに、国家間の競争とも言えますね。

ドイツ陣営は国も一緒になって取組を進めているし、つながるクルマの覇権争いは当分続きそうな感じがします。