フィクションなら楽しめる「キングダム」実写版

宮城谷昌光作品を読んでいるだけに

中国の古代春秋戦国時代を取り扱った作品と言えば宮城谷昌光さんをお勧めします。

大国普が成り立ちから、秦による中国統一までの歴史を把握することができます。

この時代を通じて、秦国はほぼほぼ強国として長い間、他国から恐れられていました。

で、本作品、キングダムは、中国統一のちょっと前の時代を描いています。

当時は、強国楚も往時の勢いもなく、当方の斉も風前の灯火状態。これも全て宰相、呂不韋の八面六臂の大活躍によるところが大きいでしょう。

のに、キングダムでは悪者扱い。原作をチラ読みにした時にちょっとした驚きを覚えました。

今風にアレンジで却って見やすいかも

宮城谷昌光作品の登場人物の多くは、国の運営を任される人が多く、合従連衡を繰り返し、昨日の友は今日の敵とばかりにくっついて離れ、離れてはくっつくの繰り返し。

国の運営がいかに大変か、苦悩する主人公を通して当時の様子が語られています。

キングダムは、一兵卒の視点で描かれており、しかもフィクションチックに描かれているというのが大きな違い。

大軍団を率いる将軍が、ラオウばりの強さを誇り、兵を率いる。

戦術などは全くなく、個の力で結果が出てしまうといった感じがします。

ので、主人公も天下の大将軍になるべく、腕磨きにとにかく邁進し、リンクの冒険でおなじみの下突きで石をも割ってしまう大技を取得するのですが・・・。

個性豊かな登場人物の個の戦い

ということもあってか、彼との敵役として、これまた個性豊かなモンスターが登場します。

フランケンシュタイン的な大男が出てきた時には、これはもうフィクション映画だなと思いましたよ。

長澤まさみは相変わらずきれいだよ

加えて、山の民という謎の民族も登場も作品を面白くしています。

騎馬民族で良かったのではと思いましたが、山賊の方が、よりストーリーを面白くしてくれるのでしょう。

加えて、ボスは女戦士。長澤まさみは相変わらずきれいだなと思った人は多いはず。

それにしても、声音を変えたセリフ回しが、どうも気になって気になって・・・。

素の状態の声でも良かったのではと思いました。

漫画を見ていなくてよかったかも

僕の場合、原作をほぼ読んでいないので、この作品がどのように評価されたのが気になるところです。

原作通りと称賛の嵐だったとか、それとも批評の嵐だったのか・・・。

宮城谷昌光作品を読んできたものから見れば、全く別の物語として捉えれば面白い作品だと思います。

パート2が公開されるか否かで、その評価がわかることでしょう。個人的には見てみたいですが・・・。