所変わって広島市「仁義なき戦い 広島死闘編」

仁義なき戦い日本映画

呉市に勝るとも劣らない広島市抗争

山守組が呉市内で一大勢力にのし上がった頃、広島市では、村岡組と大友連合会の縄張り争いが勃発。とは言っても、大友組組長は闇市時代からの義兄弟関係もあり、争うなんてことは考えたこともない。なのになぜ、こんなにこじれたのか?

仁義なき戦い2

ジェームスブラウン?千葉真一の役所

首謀者は大友組組長長男、カツトシ(千葉真一)。親から破門され、俺が好きなようにやると家を飛び出し、岡組の事務所を襲撃したり、競輪場にダイナマイトをしかけたりとやりたい放題。これぞまさしく破天荒。

仁義なき戦い2

お父さん犬もビックリ、荒削りの北大路欣也

そんな悪行に業を煮やしたカツトシ(千葉真一)と因縁めいた関係をもつのが村岡組の山中( 北大路欣也)。北大路欣也と言えば、思慮深くて落ち着きのあるいかにも紳士的な役者というイメージでしたが、山中演じる北大路欣也は間逆。尖っていて、考えるよりも先に手が出ちゃうといった感じです。

ところで広能(菅原文太)は?

出所して、広能組を立ち上げるものの資金もなく、その日の飯にも苦労する始末。そんな窮状を知ってかしらずか再び山守(金子信雄)が登場し、ある相談を持ちかける訳です。最初は乗り気ではないものの、組員を食べさせないといけいない責任もあり、しぶしぶ快諾することに・・・。

因縁の対決に終止符

こじれにこじれた大友連合会vs村岡組の抗争も、広能(菅原文太)の働きもあり、沈静化。が、んな事では収まりがきかず山中( 北大路欣也)が自ら、この抗争のピリオードを打つことに。そう、カツトシ(千葉真一)暗殺を企てるのです。

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