爆買で潤う日本経済
2015年も何かと話題となった訪日外国人。爆買で象徴されるように今やインバウンド需要が業績アップに欠かせません。
人気の商品はと言えば化粧品や家電製品。売り場を見渡せば日本語と一緒に他国語が併記されているのも当たり前になってきました。
が、この併記やりすぎるとわずらわしく感じるのも事実。加えて店頭はスペースが限られているものだから、装飾物の面積も広げることもできない。
てなわけで、今回ご紹介するのは訪日外国人向けのPOP。ポイント別に紹介していていきます。
スマホ活用はマスト
訪日外国人を見ると手には必ずやスマートフォン。家族や知り合いにLINEやメールなどで連絡を取ったり、お会計前に計算機をたたいて見積もってみたり。お店によってはクーポンを発行しているので、クーポンをダウンロードしてみたり。
そう考えると、店頭POPもスマートフォンと関連づけて考えることがベター
限られたスペースを補うということであれば、QRコードの活用が挙げられます。読み込んだQRコードがサイトアクセスのトリガーになっていたり、クーポンダウンロードになっていたりすれば、わざわざPOP化してスペースを割く必要もありません。
デジタル店員の設置
デジタルサイネージの活用も訪日外国人向けにはベター。カシオから発売されている「カシオサイネージ」は液晶と表示画面が一体になっており、しかも表示画面は人型にカットアウトされたもの。
店員の映像を表示すれば、仮想店員の出来上がり。しかも言語を選択できるボタンを設置。言語ごとに表示画面に出力される人を変えれば、より親近感が沸くことでしょう。
このカシオサイネージを使えば、長ったらしい商品説明POPを置く必要もなし。サイネージが全て訪日外国人の言語で説明してくれます。
インバウンド需要はもう一時的なものではないかも・・・
2020年にオリンピックを控えていることを考えると、当分の間はインバウンド需要は特需ではなく、数字の読める需要と変化していくことでしょう。
となると、より一層、その場しのぎの販促から息の長い、何年も使える販促フォーマットに移行していく感じすらします。
そうしたら、もっと売り場の様子も変わってくるのでしょう。
ロボットが接客するなんてことも、当たり前の世の中になる感じすらしてきました。