それぞれに事情があって。開かずの「7号室」

7号室Blog 反省

韓国にもあるんだDVD個室店

舞台はDVD個室店。日本でも大人向け動画を楽しむ場として広く普及しているあれです。

韓国の場合、一般のDVDも置いているようで団体の利用もOK。ので、ラブホテル代わりにDVD個室を利用するカップルも多いとか

ネット動画全盛の今となってはDVD個室は厳しい商売に見えますが、ラブホ利用という点であれば、まだまだ需要はありそうな感じがしました。

7号室

まさかの事故勃発&7号室封印

で、このお店、立地が悪いのか、IT先進国の韓国だけにDVDそのものに需要がないのかわかりませんが、赤字都筑の不採算店。

10年以上も続けてきましたが万策尽きたのでしょう。店長は売りに出すことを決断します。

が、そんな大事な時に事件が起きます。

水漏れで水浸しのフロアを掃除していた時に、バイト君がまさかの感電死

契約が決まるか決まらないかという時に、死人が出た物件となったら破談になってしまう。

で、店長がとんでもない行動を起こすことになるのです。

思わぬトラブルにまさかの対応

事故直後は、救急車を急ぎ手配するなどパニックの中、真っ当な行動をしたように見えましたが、突然の来客対応に追われ、とんでもない行動を取ります

それが遺体の隠蔽。冷静に考えれば罪を犯すことになるのですが、パニック状態と契約が決まるか決まらないかの微妙な時期だけに、彼にそのような行動を取らせたのでしょう。

隠蔽場所は、7号室

ドアは厳重な施錠を施し、バイト君すら入れないように。

バイト君から「なぜ?」と聞かれても適当な理由をつけて一切立ち入れられないようにします。

7号室

奨励金返済問題は韓国でも

これに困ったのがバイト君。というのも知人から数週間だけ預かるように頼まれていた薬物を7号室に隠していたから

返却の期日が迫っても、一向に7号室が開かない。

店長が外出中に強引に7号室に入り、そこで見たのはまさかのバイト仲間の遺体

しかも自分が隠していた薬物もなくなっている。

ダブルの衝撃にバイト君も言葉を失ってしまいます。そうこうしている内に店長が戻ってきて、さぁ大変

こうしてお互いの秘め事が露見することとなったのです。

苦学生のバイト君が運び屋に転じたのも、奨学金の返済に迫られていたというのを知り、ちょっと切ない感じがしました。

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コミカルな作風がまだ救いかも

ということで、お互いこの件に関しては一切口外しないことを約束します。

かなり衝撃的な内容でしたが、コミカルに描かれている所が気持ちを重くさせず、良かったかなと。

シン・ハギュンの演技も秀逸。結構シリアスな作品が多かっただけに演技の幅の広さを感じた次第です。

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