最初の被害者は飲食業界
コロナ騒ぎにより経済がほぼ止まった状態にある今の日本。
思い返せば始まりは2月中旬頃の学校の一斉休校から。
これに端を発した外出自粛により最初に被害を被ったのが飲食業界と言われています。人との接触が多いこともあったでしょう。
ある飲食店では社員だけで店を回すため、アルバイトを全て解雇したり、持ちこたえられずお店を畳む事業者も。
不動産キャンセルは就職が大きく影響
コロナ騒ぎとは直接的な影響がないと思われる不動産業界でも、被害の影響が。
契約済みのお客さんの1割以上からキャンセルの連絡があったとのこと。理由は企業からの内定取り消し。
就職のため、上京してさぁ、これから働くぞという所で、まさかの内定取り消し。本人にとっては相当なダメージなはずでしょう。
面接が途中中断。白紙も?
他にも、収入アップ、環境を変えたい等の理由で転職に踏み切ったものの、面接途中なのに、騒動が収まるまで一次中断を言い渡されたり、ひどい話では採用試験自体が全て白紙という話も。
企業も生き残りをかけて、今後リストラなど中の人達の雇用にもメスを入れてくるのではと思われます。
リーマンショックの教訓。派遣待遇
このように雇用が危機的な上京にある中、思い出されるのはリーマンショック。
当時は派遣切りが社会問題にもなりました。当時の非正規労働者比率は約34%。現在はさらに伸びて39%。
で、コロナを理由とした派遣切りは約2000人に留まってます。
これは、この10年で非正規社員にたいする待遇が改善されたことが挙げられます。
コロナ収束後は雇用がV字回復?
コロナ騒ぎ前は、日本はほとんどの業界で人手不足が叫ばれていました。
特に飲食業界は悲惨で、時給を高めに設定しても人が集まりませんでした。
それがコロナ騒ぎによって状況は一変。採用を絞るどころか解雇するまでに発展。
コロナ収束後は、また人が戻ってくることが大いに予想され、その際、お店は対応できるのか。
とは言っても、遠い先を考えるよりも今日明日の事を考えるので精一杯でしょう。
経済がV字回復を果たし、元気な日本に戻ってくれることを切に願います。