にわかに広がる水素活用したエネルギーシステム。究極の再エネとして注目集まっている気がする

水素エンジンにぶったまげ。トヨタ

EVが脱炭素の切り札として持ち上げられているけれど、ライフサイクルマネジメント的にはまだまだ課題が残るのも否めない。生産過程でどうしても大量の電気を使ってしまうからです。

ということもあってか、EV1本に絞り込むのは危険とばかりに、トヨタはFCVにも力を入れていると思うのです。

さらにトヨタの場合は、FCVよりさらに一歩進んだとも言える水素エンジンなるものを開発しています。

最近、CMでも目にするようになりましたが、このクルマ、平たく言えば燃料にガソリンではなく水素を使うというもの。機構そのものはガソリンエンジンをほぼほぼ転用できるということもあり、これまで通りの産業ピラミッドは維持できる。つまり雇用が維持されるというわけです。

水素エンジン

クルマだけの話じゃないよ。水素は

水素を活用したこの動き、今はトヨタが一歩リードといった感じですが、この先も他メーカーも追随すること間違いないでしょう。

他の産業でも水素への注目が集まっています。それがエネルギーの本丸とも言える発電システム。

タービンをぐるぐる回すのに現状では火力に頼っていますが、このエネルギーを水素に変えちゃうというもの。

開発元は三菱重工。現時点では天然ガスと水素を混合させたエネルギーでタービンで回すという方式が有力とのこと。これであれば既存のシステムを流用できるというメリットがあります

水素

他にもいろいろやっているよ。三菱

さらに三菱は、世界の10箇所で水素や二酸化炭素回収など脱炭素関連の事業開発計画に参加していたり、オーストラリアでは洋上風力や太陽光を使った水電解による水素製造プラントの建設、水素ガスタービンの実証に取り組むなど、水素エネルギーの普及に取り組んでいます。

夢は100%水素

現時点では天然ガスとの混合エネルギーですが、実績を積み重ねてゆくゆくは水素100%の発電システムを稼働させていこうという構想を持っています。時期としては2030年頃。2035年までに2012年比50%削減を掲げる政府にとっても強力な援軍が出来たと言ってもいいでしょう。

水素

インフラまでも面倒見ますよ、三菱は

水素エネルギーの課題は、まず運搬が難しく燃えやすいという点。この課題をクリアしないと夢の水素エネルギーは実現不可能。

てなわけで、輸送などのインフラ面も面倒みますよというのが三菱のスタンス。液化水素やアンモニアに転換して輸送・貯蔵までを面倒見ていくとのこと。

この仕組が構築されれば、他の産業にとっても大変助かるお話。海外輸送は船。その先の陸地輸送は車業界が担う。水素輸送用の専用車両を開発すれば、輸送面での安全は確かなものになるかなと。

水素で日本が世界をリードする日が来るかも

このようにトヨタ、三菱重工などなど、水素エネルギーの実用化に力をいれはじめた日本企業。他業種、他企業でもこの動きに参画して大いに盛り上げてほしいと思った次第です。

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