家事を例にとれば・・・
家事は重労働と最近良く耳にします。炊事、洗濯、お掃除。これらの仕事を1人でこなすのは確かにしんどいでしょう。
現代のように、モノが十分に発達していなかった時代ではなおのこと。洗濯一つを例にとっても、洗濯板で、人力でゴシゴシ。脱水は力任せに衣類を絞り、んで、今度は乾き良くするために頭の使って干し、乾いたら畳むという作業が待っているのですから。
が、今となっては洗濯機で洗濯、脱水という重労働を肩代わりしてくれるので、負担もかなり軽減されました。
これに似たような話が、ビジネスの世界でも起きているというのが今回のお話。
それまでバイト君の主戦場だったものが、機械にとって代わる。そうすることで人手不足を補うとしているのです。
食洗機で年間30万円節約
調理ものが増えたセブンイレブン。レジ、陳列、商品管理に加え、調理という作業まで加わり、現場では働く人の負担は増す一方。
それまでは調理器具は手洗いでしたが、食洗機を導入することで負担軽減を図りました。
調理器具の清掃にはおおよ約1時間かかるようで、年間で換算すると30万円も節約できるとか。
ある意味、バイト君を増員しなくても、店が回るようになった訳です。
ローソンでは発注をセミAIに任せたり、将来的には自動レジなるものも出現して、コンビニもどんどん機械が人の代わりをしています。
その内、無人のコンビニが出店されるかもしれませんね。
自動運転がもう少し早ければ・・・
一方、どうしても機械に頼れるずに店を畳まざる得ないことも・・・
宅配ピザ、最大手のピザハットが、投資会社に売却されました。業績は良かったのですが、さらに事業拡大を狙う親会社との意見が合わなかったとか。
というのも、ピザハットでは宅配ドライバー不足していたんですね。
ヤマトみたいに、注文が店舗のキャパを越えていたのでしょう。早さが命の宅配ピザ屋ですから、注文してから数時間後なんて言われたら、他者に頼むことを火を見るより明らか。
自動運転が実用化していれば、何とかこの課題もクリアできたのではないでしょうか。
無人の宅配カーが自宅近くに到着。するとスマホに近くに到着しましたの通知が送られ、スマホをかざすと宅配ボックスが開くというもの。
無人のバイクが走っている姿はゾッとしますが、マネキンでも乗せておけば、一応の格好はつくかと。
まとめ
とは言っても、人手不足で主婦、シニア、外国人を総動員しても店が回らないとすれば機械に頼るのはごく当たり前でしょう。
今後は、「えっ、これも機械なの?」といことが起きる日もそう、遠くない話になるかもしれませんね。