フォーマットが定まっていない初期の寅さんにしっくりこない件

男はつらいよ日本映画

お決まりのフォーマット

ほぼお約束なパターンが、旅先からプラッと舞い戻る寅さん。ウエルカム状態で迎えるとら屋の人々。が、なぜか大喧嘩がおっぱじまり、せっかく帰って来たのに、また家を出る寅さん。で、さくらが引き止めるものの、それをも振り切って旅の空へ向かう寅さん・・・。

さくらの位置づけが微妙・・・

第一作は主演級の扱いなのですが、第二作、第三作では、さくらの出番が極端に減ります。ここがさくらファンの私にとってはしっくり来ない原因の一つなのです・・・。

家族愛というよりも町内の人気者寅さん・・・

寅さんが舞い戻ると、おじちゃん、おばちゃんが大歓迎で迎えるものの、そこにはなぜかさくらの姿はなし。で、町内の人たちがわんさかわんさかと大挙、とら屋におしかけ、皆で、お帰りを祝うという流れ

やっぱり家族愛の方がしっくり来る

常日頃から寅さんの身を案じるさくら。血の繋がった唯一の家族。そこがこの作品のジーンと来るシーンなのですが、そこが抜けている分、何か物語から暖かさを感じられずでして・・・。 監督の違いを垣間見た感じでした・・・

タイトルとURLをコピーしました