親に面倒を見てもらう用専用間取り
共働き世帯の悩みの種は子供の面倒。急に熱を出して今からお迎えに来てくださいと保育園から連絡が入った時はさぁ大変。
ということもあってか、祖父母の住まいの近くにお家を買って、何かあった時には親に面倒を見てもらう
そんなちゃっかり夫婦が結構いることに驚きました。
親が自分の家を訪れた際に、家族と言えども自分達の生活様子は見られたくない。。てなわけで、玄関のそばにクローゼットやクロークを設置したり、洗面所と洗濯室を別にしたり。このような共働き世帯の事情を組んだ間取りが普及していることを考えると、ちゃっかり夫婦は、かなりいることが伺えます。
確かに高校生時代は、親が部屋に入って掃除するだけでも怒りまくっていた自分のことを思うと、親に見られたくないという気持ちになることもわかります。
パパ用送迎自転車ヒット
続いては、子供の送迎用自転車のお話。最近よく見かけるママ専用の自転車。タイヤサイズを小さくしてサドルを低く。乗り降りがしやすく、かつ子供も乗せやすい。
けど、パパが乗るにはちょっとかっこが悪い。そんなニーズを汲み取ってパパにも乗れる自転車を発売したのがブリヂストン。商品名はビッケグリdd。この自転車、前輪が24インチ。後輪が20インチと前後でサイズが異なるものの、従来の送迎自転車とは異なるデザインが受け発売から1ヶ月で納入数は過去最高を記録しました。
送迎自転車はママ用。パパはクルマでという常識を疑い、パパも自転車で送迎したいというニーズに気づいた所が成功の大きな要因だと思います。
掃除ロボットを夫婦で共有
続いては、掃除ロボットを夫婦でシェアするというお話。ルンバのヒットせすっかり定着した自動掃除ロボットですがさらに機能が拡張して、スマホと連携した商品も出ています。
ただ、登録できるスマホは1台のみ。
これを複数台のスマホで管理できるようになたのが、日立のminimaruです。
掃除した履歴をお互いで共有できるので、一度掃除した所がひと目でわかる。ので、同じ所を2度掃除するという無駄もなくなる。
不具合、ゴミが満杯であれば、お互いのスマホに通知されるので早めに気づきます。
一度掃除した場所を知らずに掃除して夫婦間のトラブルをなくそうという意図も感じられます。
まとめ
これらの商品を見るに、共有をベースにしたものが多いことに気付かされます。間取りに関しては祖父母と夫婦で、自転車や掃除ロボットは夫婦間で。社会的に共有が普及している中で、意外に身近な所で共有が進んでいないことに気づきました。。
共有が夫婦間のトラブルを減らしてくれるのでしょう。