医薬分業したのに、医療費は増加の一途

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昔は病院でお薬もらえたのに

病院で診察を受けた後に、お会計と一緒にお薬をもらえるのが当たり前だったことを考えると、今のシステムは不便極まりない。

診察が終わって薬局に向かうと薬待ちの人がわんさか。病院で待たされた挙げ句、薬局でも待たされるのかと。

このシステムに移行したのは高騰する医療費を抑えるため。医師が自分の都合の良いようにお薬を出すの制限すべく、その業務を薬局に委ねて公正な目でお薬を出す。

が、蓋を開けてみれば全く医療費がさらに増大しているという悲しい結果に。

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分離はしたけど高くついてるし

医薬分業が全くの空振りに終わっているのは周知の事実。

国民医療費は、30年間で約2.6倍。国民一人あたりの医療費が13万から33万円へ。

国民所得に対する国民医療費の割合も約6%から11%へ。

この数字を見てしまうと、病院と薬局を分離せずに昔に戻してもいいのではと思いますよね。

待ち時間も大幅に短くなること間違いないでしょうし。

増殖する薬局屋さん

薬局の7割超が病院の近くに立地しているというのも見逃せなません。

大病院になると、とんでもない数の薬局がとろこ狭しと並んでいますよね。コンビニだったらありえないという位に。

形的には、病院と薬局は離れているものの、病院の庇護のもとですくすくと育ってきました。

でなければ、競合の薬局が多数立地する中で生き残れないでしょう。

他の業界に比べ競争がない分、増殖を続け今ではコンビニよりも数が多いというのですから・・・

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わかっちゃいるけど医師には逆らえない

門前薬局の場合、お客さんの多くはお医者の紹介で来てくれる方が大半。

なので、医師の言われるがままに薬を処方するわけです。中には、この薬は過剰では思うこともあるようですが、変に意見をして機嫌を損なうようなことがあれば、客を回してもらえないと可能性も。

しかも国からの規制でがんじがらめのようで、積極的に商売をしたくてもなかなか難しいという八方塞がりな所もあるようです。

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処方箋なしで買える薬屋さん

病院の庇護を離れ、独立系で頑張る薬局屋さんが東京、神田にあります。

こちらの薬局屋さん、処方箋なしでもお薬が買えるということで評判も良いとか。

お医者さんで再度診察受ける時間がない。けど薬だけは欲しいというニーズは非常に高いはず。そのニーズをうまく拾い上げて成功しています。

処方箋なしは禁止ではなく例外的にOKというもの。そこをうまく突いた商売のようですが。当初は同業他社からの嫌がらせも多かったようですが、お客のニーズに応えるという強い信念の元商売を続け、今では順調だとか。

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まとめ

本当の意味での医薬分業が成立しないと厳しいでしょうね。薬局屋さんの多くが病院以外からも客を引っ張ってこれるルート開拓をしない限り、医療費の抑制は難しいのではと思った次第です。

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