ガラパゴス化の回避。特許開放。トヨタ

クルマ自動車業界

まるでOS争い

今回のトヨタのハイブリッドに関する特許開放の発表を見るに、思い出すのがマイクロソフトとAppleのOS争いを見ているような感じがしますね。

マイクロソフトはライセンス供与を積極的に行い、OS争いを勝利。

一方、AppleはOSシェアに破れてしまいました。

Appleのこの頑な姿勢は、スマホのOSでも一緒。GoogleのAndroidにこれまたシェア争いで敗れてしまいました。

この状況を見て危機感を感じたのか、今回の特許開放に至ったのではないかと勝手に思っています。

バイオ,パソコン

劣勢に立つトヨタ式ハイブリッド

世界的なハイブリッド方式のトレンドはマイルドハイブリッドというもの。

従来の技術を流用できる簡易的なもので広く普及しているとか。

ホンダのハイブリッドがそれに該当するかはわかりませんが、確か簡易的なハイブリッド方式だったと記憶しています。

一方のトヨタのハイブリッド方式は、複雑極まりないもので技術力に劣るメーカーでは難しいという言われています。

けど、性能たるや申し分ないもの。本当の意味での環境対応車という言えるものです。

とは言え、トヨタが世界販売台数でトップクラスであろうと、トヨタ式ハイブリッドマイルドハイブリッドに比べシェアが低く劣勢に立たされている状況。

このままではハイブリッドの覇権争いに敗れてしまう。てなわけで特許開放に動いたのでしょう。

クルマ

将来を見据えた選択

環境面から見ても、自動車メーカーの環境への配慮はある意味、自動車をつくる立場として、その責任を果たしていかないとなりません。

国際エネルギー機関(IEA)の予測では、世界の気温上昇を一定以下に抑える場合、販売台数に占める環境対応車の比率をHVで12%、EVで8%にしていかなければならないとか。

環境

トヨタ式ハイブリッドに乗ってみたい

外販にあたって、HVの基幹部品、パワーコントロールを2020年にデンソーに集約し、受け入れ体制も万全。

これまでトヨタ車でなければ乗れなかったハイブリッド車が乗れる時代がやってくると思うと期待だけが膨らんでしまいます。

プリウスの燃費を聞くにつけ、今のクルマと比べたらどんだけランニングコストが浮くのかを考えてみたりもしましたが、所詮無理な話を諦めていましたが、その夢が叶う日が来るとは・・・

2025年頃には、他メーカーでもトヨタ式ハイブリッド車に乗れる日が来るんでしょうね。それまで買い換えずにひたすら待ってみようとか思った次第です。

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