工場も最新鋭。テスラのテキサス工場

テスラ自動車業界

これまでなかったかも。派手な開所式。

2022年4月に米テキサス州にて行われたテスラー工場開所式。

一般的には取引先、関係会社、プレスを招いた内輪的なイベントというのが相場ですが、こちらの開所式では、テスラファンのみを招待し、プレス関係者は排除したとのこと。

テスラーオーナー、ユーチューバー、テスラの個人株主などなど、その数1万5000人。いち企業が実施するイベントと考えても、かなり規模がでかい。

テスラの今の勢いの良さを感じます。

工場も最新鋭。ラインを止めるってこともないよ

この工場の最大の特徴はと言えば、バッテリーセル、車体の生産から組み立てまで一気通貫で行えるというもの。

外部から部品を受け入れることがないため、生産スピードも従来よりも早くなるというもの。

車体については、約70点あった部品を一つにして、一体成型ものの大型プレス機を導入。生産スピードの短縮はもちろん、コスト削減にも大きく貢献しているとか。

さらに、クルマの組み立てはコンベヤーではなく、AGVと呼ばえる無人搬送車に乗せて流しており、不具合が発生した車両があれば、そのAGVだけ引き抜けばよく、生産を止めることもない。

従来であれば、ベルトコンベヤーを止めるという大事に繋がっていますが、そのようなこともないとのこと。

リサイクル設備も完備とは凄まじい

EVの課題とも言えるバッテリーの経年劣化によるリセールバリューの落ち込み。

この課題を克服に向け、バッテリーのリサイクルが現在、国内外でやっと始動しましたが、テスラも同様に、リサイクルに関する研究開発が進められているとか

使用済みのバッテリーから使える部品を引き抜き再利用するというもの。

この研究開発が実用化されるようになれば、このテキサス工場内にも導入されるのではと噂されています。

てなると、バッテリーの持続的な循環ができることとなり、EV界でさらに存在感を高めていくのではと思った次第です。

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