主人公変わっているの違和感
初代スパイダーマンの3部作は今見返しても十分に楽しめる内容。そもそもは新種のクモに刺されたことから主人公はとんでもない能力を身に着け、後に正義の味方、スパイダーマンになります。
お相手となる敵は、これまた個性豊かな面々。コブリン、アシュラマンのような腕がたくさんある中年男性、そして砂男。
話の構成からして、シリーズ4も十分ありえる話でした。
が、4作目のスパイダーマンはこれまでのものとは全く異なり、設定も一新。主人公も変わってしまい、ちょっと違和感を感じました。
今思うと、最近話題の新解釈というものなのかなと思いましたよ。本当に。
アシュラマン復活に歓喜
本作では、初代スパイダーマンの流れを引き継ぐ内容ということもあって観る前から期待値高め。
さっそく冒頭に2作目に登場したアシュラマンの中年男が登場し、大興奮。初代スパイダーマンがかなり手こずっった相手でしたが、クモのように背中から出てきた6本脚の3代目スパイダーマンに一蹴される始末。
そうこうしているウチに、今度は1作目のゴブリンが登場し、まさに序盤からお祭り騒ぎ。スパイダーマンファンにとって、この上ないスタートダッシュに移りました。
オールスターズ登場
ゴブリン、アシュラマンの登場は今回のお話の序章にすぎず、アメイジングスパイダーマンに登場した敵も登場と、ほぼカオス状態。
で、なぜ彼らが現れたのか、その謎が解き明かされます。
謎が解けた!パラレルワールドという設定
その謎とは、パラレルワールド。初代が活躍する世界、2代目が活躍する世界は3代目とほぼ同時並行に進んでいるというもの。
それが、ある事がきっかけにして、何故か3代目の世界にみんなが入ってきてしまったからというもの。
となると、当然、スパイダーマンも一緒。なんと初代、2代目も、この3代目の世界に現れるということになったのです。
まるで仮面ライダーを見ているような興奮
初代、2代目、3代目。まるで仮面ライダー1号、2号、V3揃い踏みの神回を見ているようで、3人が協力しあって、敵と戦うシーンは大興奮もの。
この3人揃い踏みの設定をシリーズ化してくれと思うほど、完成度が高い。
となると、その敵とは初代のシリーズ3で出てきた地球外生物だと思うんですよね。シリーズを通して最強と言ってもいいでしょう。
次回が上映されることを切に願うばかりです。