成長率にかげり
ある調査会社によれば、スマホ市場の成長率は2013年の49.2%から2014年は、ほぼ半分の23.9%に減速。先進国の普及が一巡し、2014年の主戦場は新興国とのこと。
新興国シフトが進んでいる証拠?
2010年の平均単価は444ドルで、2014年は297ドル。業界最大手のサムスンも、10ー12月期の連結営業利益が前年同期比6%減少ということから、その傾向がジワジワと進行していることが伺える。
主役は中国メーカー
その新興国の中で、主役となるのが中国。中国市場ではサムスンがトップなものの2位以下は、レノボ、ファーウェイなどの中国メーカーが名を連ねる。100ドル以下のスマホが中心で、サムスン、アップルの2強を脅かす日も、そう遠くないかも。
で、頑張れ、日本メーカ
低価格帯が中心となると、俄然厳しくなる日本メーカー。が、個々の部品では、まだまだチャンスあり。シャープのIGZOが中国メーカーに採用されたのは良い兆し。外は中国、脱いだら日本のスマホが出てくる日が待ち望む。