ユニチャーム苦戦
低価格品を武器に中国の紙おむつ市場で好調を維持し続けていたユニチャーム。毎年2ケタ成長を続けていたものの、2013年は一桁台に失速。その原因とは?
新興勢力の快進撃始まる
「メリーズ」買占めで話題となった花王や新興勢力の米キンバリーが取り扱う高価格帯の紙おむつ。その高価格帯がジワジワとシェアを拡大し、低価格市場を侵食。ユニチャームがどんどん苦しい立場になった訳です。
急速に変化。中国の消費動向
ユニチャームも高価格帯がジリジリと販売を伸ばしているのは把握していたものの、ここまで急速に成長するとは思わず、中国の変化の早さに追いつけず状態。
ネットの台頭。
あまたの流通チャネルがある中で、ネット経由が急拡大。2011年には14%程度だったシェアは2013年には2割まで上昇し、ネット通販がかなり存在感を高めている模様。
中国市場攻略には、今後、ネット通販がより重要になってくるかも
日経ビジネスNO.1730より