改革路線を小休止
リコノミクスのもと、金融の改革路線が走りだしたのに、ちょっと待った感が出ている。というのも、あまりの締め付けに景気の勢いが減速しているようで、年率7.5%成長に黄色信号が灯りだしているから(だと思う)
緩めます、緩めます、ジャブジャブ使ってね。
中国経済を揺るがすシャードーバンキング問題。銀行から融資も見込めず、ならということで、この闇金に手を出してしまう中小企業の救済策として、預金準備率の引き下げを発表。これが意味するところは、銀行さん、中小企業に積極的にお金を貸しなさいよということになる(と思う)
日本のモラトリアム法に似ている
体力のない、もう淘汰されても仕方ない中小企業が、これにより延命される。けど支払い能力はない。これって不良債権となって、大きなツケを支払わされることになるかも。確か中国の大手企業の破産の際は、救済に乗り出さなかったのに、ここに来て、ちょいと方針が変わった様子(だと思う)
どうなる中国経済
リコノミクスにとっても正念場。あちらを立てれば、こちらが立たないなので、景気対策を優先させて改革をちょっと緩めようと。両者をほどよく立てる方針に変更はしたのはいいけれど、市場の目は冷ややか。改革路線を重視を市場は望んでいるだと思う。
日経ビジネスNO.1747より