景気回復で働き方に変化の兆し

派遣切りは今は昔・・・

2008年のリーマンショック後に襲った派遣切り。契約を打ち切られた非正規の人たちによる「年越し派遣村」というのが話題になりました。

それまで、派遣社員は140万人程度で推移していたものの、2009年には108万人と約30万人の激減。2012年にはさらに落ち込み90万人。非正規雇用にとって冬の時代がしばらく続きました。

非正規雇用回復

が、ここに来て景気回復の余波なのか、非正規雇用が急回復。2015年5月時点で120万人と、リーマンショック前に迫る回復を見せています。

要因は人手不足

このブログでも何度か人手不足について触れていますが、飲食、建設、物流などなどあらゆる業界で深刻な人手不足に陥っています。

この人手不足の状況を受け、時給もうなぎのぼり。2010年時点の派遣社員の時給が1434円に対し、2015年6月には1596円と上昇。時給を上げても人が集まらないという声も聞くし、実際はもっと高いのでしょう。

ちなみに深刻な人手不足に悩むIT系や自動車製造の技術者では4000円台、6000円台という高待遇もあるとか

あえて派遣

といった感じで、今では売り手市場真っ盛りの雇用環境。なので、正社員ではなく非正規をあえて選ぶ人も増えているようです。今の仕事量から見ても、すぐに切りられるという不安も薄れ、今の状況でも何ら問題なしと思われているみたいです。

本当に非正規がいいのか

ひとつ不安に感じるのは、今の人手不足も景気回復による所が大きく、またリーマンショックみたいな爆弾が破裂する危険性もあります。となると、まず最初にコスト削減の急先鋒として、非正規社員が犠牲になるのではないかと思うわけです。

となると、自分なんかは今の強い立場にいる状況を最大限に利用して、正規社員になった方が将来を考えると良いのではとおもったりします。

今後、雇用環境がどっちに転ぶか注視していきたいと思います。