繁華街は閑散と
夜の街と言えば、駅周辺に繁華街なるものが点在しています。
新宿で言えば歌舞伎町。北海道で言えばススキノ、大阪で言えばミナミなどなど。酔いつぶれたサラリーマンや集団で騒ぐ学生さんなど、それはそれで夜のお店を賑わし、それはそれで景気のバローメータを図る上で重要でした。
ところが、ここ最近では、繁華街の人の数もかなり減ってきており、飲み屋さんやらピンク産業もかなりダメージを喰らっているそうです。
人口減少とは言うけれど・・・
原因はどこにあるのか、面白い見方をしているデータがあったのでここで紹介しておきます。
人口減少、もっと正確に言うと生産年齢人口ですね。要するに働く人の数。これが年々減少していると。これは周知の事実として知られていますが、この減少率がある年代と比べると1ポイント減。が、それをお店のママに聞くと、その減少は3割近いとのこと。
つまり、夜の経済が減退しているスピードは、生産人口のそれよりも、もの凄いスピードで起きているということ。
となると、他にも原因があるのかなと思うわけです。
接待費削減
一つには夜のお店と言えば、サラリーマンの接待による利用が挙げられます。
これが昔に比べるとかなり減ってきているとか。確かに昔ほど接待費を抑えている企業は多い。かつ接待を受ける側が、自粛するという風潮もここ最近の傾向。メディアで接待を悪いイメージとして謳っていることも一つあるんじゃないなかなと。
接待漬けで、癒着が著しいなんて、報道されたら企業イメージにも響きますしね。
接待する側も、接待目当てで近づくお客様は個人的には好ましくありませんが・・・
若者がお金を使わない
確かロイヤルホストが24時間営業を止めた理由のときに、昔ほど深夜にファミレスを利用する客が少なくなったということで、24時間営業をやめたという話を聞いたことがあります。
まだネットもスマホもなかった時代は、仲間たちでファミレスに集まり、朝方まで取るに足らない話を延々とするという光景がなくなってしまったのでしょう。
今から数十年前ではありますが、深夜でも結構、お客さんはいた記憶があります。
一説には、スマホが登場したことで、家にいながらにして簡単に仲間とコミュニケーションが取れる、わざわざ出かける必要もない。てなわけで夜の街に繰り出す若者が減ったという声もあります。
どうなる日本の夜消費
この生活習慣の変化を読み取りお店でも、24時間から撤退したり、力を入れる時間帯を変えたりと対策を打っているようです。
この先も恐らく夜の消費は落ち込むことが予想されます。
ならば朝消費を活性化したら、良いのでは?と思ったりもしちゃうんです。
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