英文のサイトで四苦八苦
Googleや海外製のフリーソフトを使う時に困るのが英語の壁。
学生時代にあんなに必至になって勉強していたのに太刀打ちできず、自分の力のなさを痛感することはしばしばあります。
Google翻訳にお世話になっても、却って意味不明な和訳が表示され、さらに頭の中が混乱。
てなわけで、機械翻訳に対する僕の評価はあまりよろしくありません。
が、ビジネスの世界ではかなり精度の高い機械翻訳サービスが提供されているのを知りびっくり。
そこで今回は、これはと思う機械翻訳サービスを紹介します。
コメ兵も活用?ヤラクゼン
まずは無料でサービスを提供している機械翻訳サービスヤラクゼン。
頻繁に使う文章例を利用者自らが登録という形態で、翻訳の精度をどんどん高めていけるというもの。
中古品販売のコメ兵が同種サービスを海外向けのお客様窓口で使っています。
米eBayに出品した商品に関する問合せを、この機械翻訳を使って回答するというもの。
スタッフは約20名ほど。そのほとんどが英語が得意という訳ではありませんでしたが、問合せ内容がほぼほぼ共通化されていることもあり、正しい答えを返すことができるとか。
eBayなどを通じた海外売上が順調に伸びていることもあり、この仕組は成功していることが見てとれます。
本格派の富士通
富士通の機械翻訳は、かなりのハイグレードといった感じです。
そのデータベースというのがとにかくすごい。
専門用語、社内・業界の専門用語、ビジネス文章の翻訳例、社内文文書の翻訳例など多岐にわたるデータをベースに翻訳を返すというもの。
そもそも社内の資産を有効活用しよとういう取組から始まり、海外スタッフとのやりとりにはフルに活用されています。
今では外販しているということですから、商売上手としか見えません。
通訳の世界も機械化
同時通訳の世界でもIT化が進んでいます。
例えば海外スタッフとの会議の際に、通訳者を入れての会議が一般的。相場としては12,000円ほど。この通訳機能を機械におわせて格安通訳パックとして販売を計画しているのが東芝。
お互いの会話のやりとりが画面上に母国語と英語で表示され、さながらlineで友人とやりとりしている感じです。
しかも、このやりとりのテキストデータをアウトプットできるので、議事録作りの手間も軽減できます。
ネットの普及により、より英語が身近になってきた感じがする昨今、機械に頼らず勉強して追いつこうとは思うのですが、年のせいか記憶力が劣ってきたのが悩みのたねです。